サラサラタイプから濃厚タイプまで。 いつも買っている卵の違い、わかってる?スーパーで売っている注目「卵」9品を徹底比較!

FOOD 2020.12.21

味噌・豆腐・醤油・納豆・卵。冷蔵庫の「ザ・定番品」、いつも同じものばかり買っていない?実は定番品こそ、バラエティの宝庫!スーパーでよく見かける商品たちの中から、プロの方々がおすすめ品を選定。味のマトリックス化に挑戦しました。今回の食材は「卵」です。

「卵」9品を徹底比較!
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卵かけご飯に最適のサラサラタイプから半熟卵で食べたい濃厚タイプまで。飼育環境の違いや栄養価が高い卵も注目されています!

1.〈会田共同養鶏組合〉の平飼いたまご

アニマルウェルフェア飼育を実践。飼料にこだわり、抗酸化力の高いアスタキサンチンを多く含んだ美容にもよい卵。「栄養価も高く、黄身が濃厚で美味!」(D)。10個入り500円、6個入り300円。0263-64-3133取り扱い/オオゼキ(10個)、生活クラブデポー(6個)など

2.〈セイアグリーシステム〉のセイアグリー健康卵

清浄な農場で飼育され、自然由来の飼料を食べた健康な親鶏が生んだ卵だから安心。「サルモネラ菌対策をした体にやさしい卵です。親鶏の飼料に薬品を一切使ってないのも安心感があり、不安なく食べられる」(B)。300円。0766-64-2372 取り扱い/明治屋、もとまちユニオンなど

3.〈富士山ポートリー〉のきよら グルメ仕立て

富士山麓のバナジウムを含んだ天然ミネラル水を与えた鶏から生まれた卵。トロリとした食感。「黄身の風味がすごく濃厚なので、卵かけご飯など、シンプルに味わう料理に使うと最高です」(B)。198円。0120-07-4105 取り扱い/イオン、マルエツなど

4.〈日本農産工業〉のヨード卵・光

際立つコクがなによりの魅力。生で食べても半熟でも美味。「今日はおいしい卵が食べたいという時に必ず買います。生の卵黄を使いたいなど、手を加えずに卵の味を楽しみたい時は絶対にコレ!」( C )。330 円。045-224-3719 取り扱い/イトーヨーカドー、イオンなど

5.〈イセ食品〉の伊勢の卵

中性脂肪値を下げる効果が期待できるEPA・DHAを含有した、日本初の機能性表示食品の卵。「少し高級ですが、いつもの卵にうれしい栄養素がプラス。お菓子作りにも使えるクセのなさで使いやすい」(A)。330円。0120-881-705 取り扱い/イオン、マルエツなど

6.〈サミット〉の鮮度にこだわったたまごです。

その名の通り、鮮度に自信あり。採卵当日にパック詰めし、指定農場から毎日出荷。「採卵日が書いてあるので安心。冷蔵販売のみでフレッシュさが保たれているのも◎。新鮮なので黄身がプリッとしています」(A)。160円。03-3318-5151 取り扱い/サミットなど

7.〈丸金〉の農家の朝(平飼い有精卵)

清潔な平飼い鶏舎の日当たり良い部屋で飼育された親鶏から生まれた、こだわりの有精卵。「しっかりとしたコクがあり、深い味わい。飼料もこだわっているので生卵でも安心して使えます」(D)。380円。0120-44-1105 取り扱い/ナチュラルハウス、マルフジなど

8.〈丸金〉のパワーエッグ

榛名山麓のストレスフリーな環境で育てられた親鶏の卵。昭和50年から愛される変わらないコクと旨み。「黄身がまろやかでご飯、納豆とも相性◎。目玉焼きなら塩で十分! 余計な味つけは必要なし」(C)。88円。0120-44-1105 取り扱い/スーパーサカガミ、京北スーパーなど

9.〈中部飼料〉のごまたまご

卵黄にセサミンとビタミンEが入った卵。黄身の色が濃いのがおいしさの証。「高級卵に引けを取らない卵黄の濃厚さで、プルプルの黄身がたまりません。半熟のゆで卵にすると絶品です」(C)。238円。052-691-1113 取り扱い/イオン、ライフ、ヨークマートなど

Selectors

A.ジョーさん。料理研究家。簡単でおいしいレシピが人気。Twitterのレシピ投稿も話題でフォロワー数は26万人超。スーパー大好きを公言し、高級スーパーから業務用スーパーまでフォロー。

B.谷尻純子(たにじり・じゅんこ)/スーパーマーケットキュレーター。会社員として働く傍ら、ご当地スーパーのPRや企画などを行う。ご当地スーパーのサイトも運営。(gotouchisuper.com)

C.横峰沙弥香(よこみね・さやか)/イラストレーター。家族の日常を描いたインスタグラムの絵日記が話題に。『Hanakoママ』にてレシピ連載をするなどオリジナル創作レシピには定評あり。

D.寮母あきこ(りょうぼ・あきこ)/広島某所の造船関係の寮で寮母をしている。ボリュームたっぷりの料理がインスタで大人気。著書『寮母あきこのガツンごはん』(マガジンハウス)が話題。

(Hanako1191号掲載/photo : MEGUMI text : Kana Umehara)

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