今だけの味覚。 【2019年秋必食】人気カフェの期間限定マロンパフェ3選!周年記念「モンブランパフェ」も。
この時期の楽しみといえば、旬の味覚・栗を使ったスイーツ。今回は、周年やリニューアルオープンなど記念メニューをはじめ、2019年秋必食の人気カフェが手掛ける期間限定マロンパフェをご紹介します。
1.〈Rire Ginza〉の「モンブランパフェ」/銀座
横田秀夫シェフが監修する“季節を感じる”デザートラウンジ。オープン当初から手がけるパフェは人気シリーズに。
4周年記念として登場するモンブランパフェは、特に好評だったもの。スパイスティーゼリーに洋梨のソルベ、ショコラムースを重ね、トップは濃厚なモンブラン。ナッティでスパイス香る、秋の味覚あふれる名作。
〈Rire Ginza〉
■東京都中央区銀座3-10-14 2F
■03-6278-8270
■11:30~20:30LO(土日祝~19:30LO、ランチ15:00LO) 不定休
■20席/禁煙
2.〈資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ〉の「スペシャルアイスクリームの和栗パフェ」/銀座
資生堂のロゴが織り込まれた真っ白なテーブルクロスに少し緊張しながら、よく磨かれたシルバーのスプーンでひとさじずつ大切に味わう。この高揚感はやはり、銀座本店ならではのものだ。
創業は1902(明治35)年、〈資生堂薬局〉の一画に日本初のソーダ水と稀少なアイスクリームを製造販売する〝ソーダファウンテン〞として誕生した。アイスクリームソーダが銀座名物として人気を博し、のちに店のアイコン的存在となるストロベリーパフェが登場したのは昭和30年代のこと。
どの角度から見ても美しい〝クラウンスタイル〞と呼ばれる王冠型のパフェは、イチゴとアイスクリームを味わうために作られた、究極にシンプルな一品。
「素材やデザインは進化していますが、中心となるアイスクリームのレシピは創業時から変わりません」と飲料長の橋本和久さん。イチゴとバニラアイスクリーム、生クリーム、そして一粒一粒潰して作る果肉ソースが見事なバランスをなし、最後のひとさじまでワクワクが続く。食べれば完成度の高さがわかる名作だ。
「中には当店に一生に一度しかいらっしゃれないお客様もいます。そんな方の幸せな記憶となれるよう、日々〝想い〞を込めて作っています」と橋本さん。アイスクリームのレシピを変えないのは、お客さんの思い出の味であり続けるためでもある。
さて〈資生堂パーラー〉は現在、改装のため全館休業中。11月1日のオープン時には、記念に「スペシャルアイスクリームの和栗パフェ」が登場する。〈十勝しんむら牧場〉直送の低温殺菌牛乳で作るミルキーな3種のアイス(バニラ、ミルク、マロン)を、品のある和栗クリームと合わせたスペシャルな新作。「実は牛乳を変えてアイスクリームを発表するのは初めてです。新たなスタートにふさわしい試みですね」と微笑む橋本さん。
老舗の伝統を受け継ぎながら常に進化を続けていく。この2つのパフェは、〈資生堂パーラー〉の信念そのものなのだ。
〈資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ〉
現在休業中。11月1日より営業再開。
■東京都中央区銀8-8-3 3F
■03-5537-6231
■11:00~20:30LO(日祝~19:30LO) 月休(祝は営業)
■46席/禁煙
(Hanako1177号掲載/photo : MEGUMI text : Yoko Fujimori)
3.〈黒船 自由が丘本店〉の「久利法師」/自由が丘
毎日、併設の工房でできあがるつくりたてのお菓子が人気の〈黒船〉は、自由が丘を代表するスイーツの名店。1階にはおしゃれなパッケージの商品がずらりと並び、2階のカフェ〈コクセン〉では、オリジナルのランチやスイーツも楽しめる。
中でも人気なのは、秘密のソースを生地にたっぷり染み込ませ、表面をカリッと焼いた「MIRAIカステラ」。バニラアイス、生クリーム、はちみつバター、期間限定の塩キャラメルソース、チョコレートソースをお好みでトッピングできるディップ付き。一度食べたらまた食べたくなるおいしさだ。
この秋は、九州産の栗をたっぷり使った贅沢なパフェ「久利法師」も登場!こちらも期間限定なので、お見逃しなく!
(Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』掲載/photo : Atsushi Goto, Sai Santo text : Hisako Iijima)
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