まるでクレームブリュレな、バーナーで炙るドルチェ氷!? “炎で仕上げる”スイーツ!?【東京】動画映え必至の注目スイーツが楽しめるカフェ3選

FOOD 2019.10.09

写真映えならぬ動画映えなど、目まぐるしい進化を遂げているスイーツシーン。今回は、香り立つ熱々のおいしさにパリッとした食感…炎を使って仕上げるスイーツに注目!東京都内のカフェで楽しめる絶品スイーツ3選をご紹介します。

1.〈セバスチャン〉のドルチェ氷/代々木公園

クレームブリュレの仕上げは、なんとバーナー。かき氷をあぶるという斬新さにびっくり。
クレームブリュレの仕上げは、なんとバーナー。かき氷をあぶるという斬新さにびっくり。

店主の川又浩さんはフレンチ出身。その経験から自分にしかできないドルチェ氷を作ろうと試行錯誤を重ね、到達したのが写真のかき氷の数々。

「イチゴのクレームブリュレ」1,200円。バニラソース→イチゴのコンフィチュール→かき氷を繰り返して重ね、最後にメレンゲをのせる。その上にフランス産カソナード(赤砂糖)をのせて、バーナーであぶったら完成。
「イチゴのクレームブリュレ」1,200円。バニラソース→イチゴのコンフィチュール→かき氷を繰り返して重ね、最後にメレンゲをのせる。その上にフランス産カソナード(赤砂糖)をのせて、バーナーであぶったら完成。

一見クレームブリュレやショートケーキそのものなのに、スプーンを差せばホロリと崩れるかき氷なことに驚愕する。

「レモンとミックスベリーのレアチーズ」1,200円。味はミックスベリー・チーズケーキそのもの、食感はかき氷というまったく新しいスイーツ。トッピングに散らしたココアクッキーは、クランブルで作るレアチーズケーキの台をイメージ。
「レモンとミックスベリーのレアチーズ」1,200円。味はミックスベリー・チーズケーキそのもの、食感はかき氷というまったく新しいスイーツ。トッピングに散らしたココアクッキーは、クランブルで作るレアチーズケーキの台をイメージ。

「かき氷で作れないのはロールケーキだけ」という川又さんのかき氷ワールドは無限に広がる。

〈セバスチャン〉
奥渋谷に佇む、健康志向のお弁当とドルチェ氷のお店。来店前にTwitter(@hk_sebas)で当日メニューをチェックして。
■東京都渋谷区神山町7-15
■03-5738-5740
■11:00~19:00 金休 
■18席/禁煙

ナビゲーター…原田 泉さん/映像作家・プロデューサーのかたわら日本全国のかき氷を食べ歩き、かき氷写真家・評論家としても活躍中。著書『にっぽん氷の図鑑Best50』(ぴあMOOK)など。

(Hanako特別編集『Hanako sweets いつだってかき氷。』掲載/photo : Shinichi Yokoyama text : Izumi Harada)

2.〈Café Lumíere〉の焼き氷/吉祥寺

吉祥寺 Café Lumíere
「赤いベリーとクリームチーズの焼き氷」1,480円(税込)
「赤いベリーとクリームチーズの焼き氷」1,480円(税込)

冬季も楽しめるかき氷を、と誕生したのが名物の焼き氷。

吉祥寺 Café Lumíere

かき氷をメレンゲでぐるりと包み、フランベしたラム酒を上からたらり。幻想的に立ち上る揺らめく炎に、思わず目がくぎづけに!かき氷はフルーツやクリームがたっぷり入り、デザート感覚で楽しめる。

(Hanako1167号掲載/photo : Jiro Ohtani, Chihiro Ohsima text : Etsuko Onodera edit : Ryutaro Koizumi)

3.〈ATELIER KOHTA〉の「クレープシュゼット」/神楽坂

神楽坂 ATELIER KOHTA

キッチンを囲むカウンター9 席すべてが特等席。目の前で吉岡浩太シェフが作るデザートを楽しみに、スイーツ女子たちが連日席を埋める。

シェフのスペシャリテは「クレープシュゼット」950円(税込)。フランスの古典菓子のひとつで、ソースで煮込んだクレープのこと。まず、薄く焼いたクレープを四つ折りにして、オレンジジュースや砂糖と一緒に煮込む。

オレンジソースでクレープを煮込みつつ、手際よくオレンジの皮を剥いてフランベに。シェフの無駄のない動きにうっとり。フライパンからあがるオレンジの香りがスイーツ欲をくすぐる。
オレンジソースでクレープを煮込みつつ、手際よくオレンジの皮を剥いてフランベに。シェフの無駄のない動きにうっとり。フライパンからあがるオレンジの香りがスイーツ欲をくすぐる。

次に、熱したグランマニエ(オレンジリキュール)を青い炎とともに、らせん状に剥いたオレンジの皮をくるくると伝わせてクレープへと落とす。

神楽坂 ATELIER KOHTA

みずみずしく爽やかなオレンジの香りもご馳走のデザートだ。

(Hanako1122号掲載/photo : Masanori Ikeda(YUKAI))

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