インスタグラマーきょんさんの京都カフェ案内! 他では味わうことができない芸術品のような和スイーツ“かざり羹”の専門店。〈うめぞの茶房〉~カフェノハナシin KYOTO vol.8~
いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここに来たらぜひオーダーしたいひと皿!」を、ピックアップ。第八回めは、大徳寺や船岡温泉の近く、紫野の町家カフェ〈うめぞの茶房〉を訪れました。
美しすぎる和スイーツにクギ付け! 〈うめぞの茶房〉
せっかく京都に来たんだから和スイーツも食べたいな。と、思ってはみたものの、選択肢が多すぎてどれにしようか決められない……そんなときは、芸術作品のような美しさを放つ“かざり羹”はいかがでしょう?今回は、かざり羹を味わえる〈うめぞの茶房〉さんをご紹介!
京都らしい和モダンな空間になっていて、階段を上った先にカフェスペースが。
ショーケースに並ぶ姿は壮観です。
そもそもかざり羹とは何か。
定番スタイルの羊羹とは異なり、寒天とわらび粉で練り固めた餡がベースになっていて、それぞれがまるで芸術作品のように美しく、食べることに抵抗感を覚えてしまいそうなほど。こしあんや抹茶といった純和風のものから、レモンやブルーベリーなど他にはない多彩なフレーバーがあり、その中から今回は3種類いただいてきました!
生クリーム、ほうじ茶、ドライライムで構成される“レモン”は、優しい酸味とふわっと広がるほうじ茶の香りが特徴的。これ一つで、1日中さわやかな気持ちで居られそう!
白あんの上に、ちょこんと添えられているのは、なんとバラ!みずみずしい香りとお上品な甘さのマッチングに、バラが添えられた理由にうんうんと納得。
ヒースやディルといったハーブを散らしたバニラポワール。洋梨×バニラビーンズという珍しい組み合わせながら、お互いを引き立て合う仲のよさ。なお、こちらは秋限定メニューとのことです。
ちなみに、紅茶のように四角い形をしたものが定番のもので、バニラポワールのような丸みを帯びたものは、期間限定のものだとか。そしてそして、こちらのカフェスペースでは、和菓子には欠かかせない煎茶や和紅茶といった日本茶も合わせていただくことができます。紫野という市街地から少し離れた場所にあるものの、“ここに来るため京都を訪れたんだ!”と思えるほどの魅力を秘めたかざり羹は〈うめぞの茶房〉さんでしか味わえないので、ぜひ足を伸ばして訪れてみてくださいね。
★今回訪れたのはここ!
〈うめぞの茶房〉
■京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
■11:00~18:30(18:00LO)不定休
■うめぞの茶房