インスタグラマーきょんさんの京都カフェ案内! 2世紀以上も前に建立した邸宅が〈パンとエスプレッソと〉京都1号店に!「古き良き」に身を委ねてはんなりと。~カフェノハナシin KYOTO vol.47〜
いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。第47回目は、京都府指定有形文化財である「旧小林家住宅」を改装し、新店舗をオープンした〈パンとエスプレッソと〉を訪れました。
東京・表参道に本店を持ち、今年で10周年を迎えた〈パンとエスプレッソと〉が、京都では初となる新店舗を令和元年7月7日にオープン。場所は、京都有数の観光地と知られる嵐山。京都府指定有形文化財である「旧小林家住宅」を改装した空間は、当時の面影を随所に感じる厳かで洗練された雰囲気に満ちています。
「古き良き日本」を全身で感じられる空間。
ベーカリーは庭園を歩いた先にある別棟に。
表情豊かな焼きたてパンがずらりと並びます。
14時から提供がスタートする嵐山庭園限定メニュー。抹茶特有の深みある味わいと、優しい甘みを放つフワトロ食感のフレンチトーストとの味覚コントラストは、口内全域にしっかりと残る余韻と奥ゆかしさを演出。なかなかの厚みでありながら、フォークとナイフをノンストップで動かし続けちゃうほどグッドテイスト!濃厚な抹茶シロップが別添えされているので、さらなる抹茶感をお求めの方はぜひ追い抹茶を!
こちらも同じく嵐山庭園のみで提供されるランチメニュー。「松・竹・梅」の3種類から選ぶことができ、こちらはボリュームたっぷりブランティーセット「松」。
下段には種類さまざまな自家製パンが並び、上段にはキッシュや生ハム、フルーツサンドにカヌレなどなど、デリからオヤツまで全てが揃うという充実度。まさに"ブランティー”!
もう少しボリュームを抑えたいなっという方にはプレートセット「竹」がオススメ。それぞれがワンプレートにぎゅっと凝縮されており、”ちょっとずつ"が嬉しい組み合わせに。気軽にあれこれ食べたい方には最適なセットです。
畳あり、縁側あり、庭園あり。古き良き日本の魅力を結晶化したような場所で過ごすカフェ時間の尊さは、ここだけでしか体験できないと言っても過言ではないと思います。朝8時からオープンするということもあって、嵐山トリップの朝食ポイントとしても重宝しそう。あまりの心地よさに眠気を誘われてゴロゴロしたくなっちゃうかもですが、そこは我慢を…!
〈パンとエスプレッソと嵐山庭園〉
■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45-15
■8:00 ~ 18:00 無休
■@bread.espresso.and.arashiyama
■前回の「太陽光が全面から注ぐ喫茶室〈サンビーム〉で爽やかなカフェタイムを。」はこちらから。