Town & City Guide  高知市の魅力#5 人との出会いが楽しい注目スポット5軒

TRAVEL 2023.10.17

高知の魅力の一つである、「人と人、店と店のつながり」を感じる注目スポットが、次々と誕生している。今回は高知の食材やカルチャーを県内外に届けるお店5軒を紹介。高知の魅了を再発見する旅へ。

the groceries shop Loka(ザ グロサリー ショップ ローカ)/グロサリーショップ

Point!

高知ならではの食材をいろいろな形で全国に届ける取り組みも。市吉さんがプロデュースする〈the groceries shop Loka〉には高知の食材を使ったフードアイテムがそろう。「生産者が加工まで行っているものが多いのも特徴。高知土産におすすめですよ」

高知の魅力を再発見できるアンテナショップ。
「自然とのつながりを大事にできる場所」をコンセプトに、プロデューサーの市吉さんがセレクトした自然由来のものをはじめ、高知の食材が揃う。高知市内では手に入らない商品もあるため、お土産選びに迷ったらここへ。●高知県高知市帯屋町1-6-1 高知大丸 東館5F O
MACHI360フロア 080-2286-4119 10:

海花布土木(はなふどき)/洋服、雑貨、家具

Point!

問屋街だった、はりまや町エリアに27年前にセレクトショップ〈海花布土木〉を開いたオーナーの島津美智さんは言う。
「はりまや町は中心部からちょっと離れているので、お店を出した当時は“誰もこっちに歩いてはこないよ”と言われたのですが、ギャラリーやカフェなどが増えて、今は休日の散策エリアとして人気になりました。お店同士のつながりはとても感じますね。お客さんの数は限られているのだから、取り合いをするのではなく、おすすめし合ったり、何か新しいことを始めるときに助け合ったり、そんな関係が自然ですね」

草青む(くさあおむ)/花屋、アトリエ

コレンス/複合施設

Point!

街路市やイベントのほかにも、様々なつながりが生まれる場はたくさん。例えば、廃校になった洋裁学校の校舎をリノベーションして生まれた〈コレンス〉。ベーグルショップ、レストランからギャラリー、ネイルサロンなど多種多様な店舗が集まるカルチャー複合施設。店と店、客と客の有機的なつながりを生んでいる。

OKYAKU(オキャク)/ギャラリー

高知の宴席文化“おきゃく”のように、新たな文化交流を。
東京・学芸大学にある〈月極〉のサテライトギャラリーとしてオープン。目の前には鏡川が流れ、自然を感じられる。今年のリニューアル以降は、不定期で企画展やイベントを開催予定。もともとは居酒屋だったという空間を大胆に活用。
高知の宴席文化“おきゃく”のように、新たな文化交流を。

東京・学芸大学にある〈月極〉のサテライトギャラリーとしてオープン。目の前には鏡川が流れ、自然を感じられる。今年のリニューアル以降は、不定期で企画展やイベントを開催予定。もともとは居酒屋だったという空間を大胆に活用。

Point!

鏡川を望むギャラリー〈OKYAKU〉は、学芸大学にある〈月極〉のサテライトギャラリーとして、様々なアーティストの展示、イベントを通じて高知の内と外をつなぐ空間になっている。

photo_Hikari Koki illustration_Yosuke Yamauchi text_Moe Tokai (shop data), Hanako special thanks_Yuko Sakamoto

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