もっと!京都 子どもも大興奮!国際会議施設〈国立京都国際会館〉で、建築の美しさを学ぶ|田中泰子
京都在住のハナコラボ パートナーが、現地に住んでいるからこそわかる、いま行くべき注目スポットを紹介。今回は、シュガーアーティストの田中泰子さんが、京都にある、子ども連れでも楽しいスポットをお届けします。
はじめまして。田中泰子と申します
大阪府の吹田市で生まれ育ち、結婚して京都で暮らし始め、知らない間に京都11年目となりました。11年住んでいる実感はあまりありません。時々、アイシングクッキーをはじめとしたお菓子のワークショップも開催していて、「シュガーアーティスト」と呼んでもらえることも(怪しい肩書き)。いいことが思いついた時に会を開催するのですが、いいことはなかなか思いつかないので時々です。2020年にはとてもとてもかわいい娘が生まれてきてくれて、これまでにない楽しい毎日を過ごしています。2歳5カ月です。
遊び方も、行く場所も出産前とはガラッと変わりました。主役は娘であり、私は脇役としてサポートに徹し、娘に楽しんでもらえるところに出掛ける、というのが基本の生活になっています。この連載では、“私が行きたい場所だけど、娘が一緒でもとても楽しかったよ”というスポットを紹介していきます。
しかし、私は普段から「楽しかった」「おいしかった」「すごかった、よかったよ」と、小学生の日記のような感想しか出てこないタイプなので心配ですが(写真多くなります)、始めたいと思います。
今回は迫力の大建築〈国立京都国際会館〉にお邪魔しました。とっても立派です。「娘も一緒ですが、お邪魔します」という姿勢。
〈国立京都国際会館〉へやってきました
1966年に日本初の国立の国際会議場として、建築家の大谷幸夫さんの設計で多くの方々の情熱によって完成。いい会議を行うために作られた建物だそうです。ダイナミックなコンクリートが印象的で、壮大なスケールに圧倒されます。
メインエントランスを入ってすぐの大空間。娘は入館するなり「すごーい!ひろーーい!」と喜んでズンズン歩いて行きました。フロアに何段にも広がる床には、大人も子供も興奮が収まりません。日常とはかけ離れた不思議な空間、何度も行き来してしまいます。階段や坂、巨大迷路のように歩きまわれるので大喜び。
お腹がすいたら、かつての喫茶室がレストランになった〈グリル〉で。名物はビーフカレーライスだそうです。お茶休憩ならメインロビー。ガラス越しに庭園が広がっており、太陽の動きを感じられてとても気持ちがいいです。
庭園がまたすごくて、テラスで座ってゆっくりできるのでずっと景色を眺めてしまいます。池に白鳥さんがいます(この日は奥で休んでました)。
家具のほとんどが剣持 勇さんのデザインだそうで、イスやテーブル、カウンター、手すりなど、見てまわるのも楽しいです。娘は全てのイスに座りたがります。
今回はメインロビーや庭園が一般公開されている「ICC Kyoto Open Day」にお邪魔しました(普段は国際会議や学会、試験会場、式典など、様々な催事で使われています)。
Open Dayでは見られない大会議場などが見学できる特別見学会のガイドツアー(※予約必要)も参加したいなあと、ずっとずっと思っています(なかなか日程が合わなくて参加できていない)。
そのほか、会議やイベントが開催される時、15分程度の花火が打ち上げられることがあります。ウワサを聞いて私も昨年見に行きました。国際会館の背景に上がる花火は不思議できれいで、いいもの見せてもらえました(写真なくてすみません。
そして、宿泊施設のロッジもあるそうでこちらも興味あります。
今回は〈国立京都国際会館〉のご紹介でした。私たちは季節ごとに度々訪れたい場所。素晴らしいので、ご家族でもお一人でもお二人ででも。
ちなみに、3月は春のOpen Weekが設けられており、建築美と桜のコラボレーションを満喫できるイベントも行なわれるそう。私も行けたら行きたいと思っています。HP、SNSで詳細をご確認ください。
〈国立京都国際会館〉
■京都府京都市左京区岩倉大鷺町422
※「ICC Kyoto Open Day」は毎月設けられているため、詳細はHPでご確認ください。