Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅④ | カヌーで巡るマングローブ原生林、海が青すぎる展望台…世界自然遺産を体感!

TRAVEL 2023.03.22PR

絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。

サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか?

奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル!
“遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーである藤井茉莉花さん。今回は美しい海岸と展望台、マングローブの森でのカヌーツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。

※奄美群島のアクティビティの情報は、「あまみシマ博覧会」のサイトでも探せます。
https://www.amami-shimahaku.com/

INDEX

1. 日本屈指のマングローブ原生林でカヌーツーリング

マングローブ原生林の水路を進む藤井さん。「景色が気持ちいい!カヌー楽しい!」
マングローブ原生林の水路を進む藤井さん。「景色が気持ちいい!カヌー楽しい!」

奄美大島中央部に位置する奄美市住用町には、国内2位の面積を誇るマングローブ原生林が広がっています。マングローブとは固有の植物の名前ではなく、海水と淡水が混ざり合う河口や沿岸に生育する植物群の総称。〈黒潮の森 マングローブパーク〉では、広大な原生林の水路をカヌーで探索することができます。

雨が降ったりやんだりの「奄美らしい」天気のなか、ガイドさんに漕ぎ方を教わって出発です。カヌーは安定性が高く、水路は流れが穏やかだから初心者でも安心。藤井さんもすぐにコツを掴んでスイスイ進んでいきます。

ガイドさんによると、この原生林には水生と陸生の生き物が棲み、干潮時にはさまざまな甲殻類が地表に出てきて、それを捕食する天然記念物のルリカケスが上空に現れることも。そして世界で奄美にしかいないリュウキュウアユや絶滅危惧種のニホンウナギも生息し、マングローブの根を隠れ家にしているのだとか!

そうした説明に耳を傾けながらカヌーを漕いでいくと、生い茂った木々が編み目のように入り組んだ「マングローブのトンネル」に到着しました。
「ジャングルみたい」と驚く藤井さん。触れる距離に迫るマングローブに囲まれて、パドルを置いてしばし見上げます。「このマングローブにはたくさんの命が満ちているんですね。遠くから眺めるだけじゃわからなかった奄美の豊かさが少し理解できた気がします」

2. 穴場的な崎原(さきばる)海岸でブルーの絶景をひとりじめ!

描いたようなエメラルドブルー。きめ細かなパウダーサンドは裸足になっても気持ちいい。
描いたようなエメラルドブルー。きめ細かなパウダーサンドは裸足になっても気持ちいい。

マングローブの森と並び、絶景スポットとして外せない海。多種多様なサンゴを育む奄美の海は透明度が高く、いくつもの「青」で魅せてくれます。
「土盛(ともり)とか屋鈍(やどん)とかきれいなビーチはたくさんあるけど、ひとつ行くなら崎原だね。穴場だよ」
そう教えてくれた島民のタクシー運転手さんとやって来た崎原海岸は、北部・笠利湾の岬の端、細い道路を抜けた集落の先にある隠れ家的ビーチです。

海岸への入り口である木のアーチをくぐると、さらさらの白砂とターコイズブルーの海がどーんと目の前に。「わあ!」と走り出した藤井さんは、波打ち際で海に触れて砂を手に取ったり、水平線を眺めて深呼吸したり。
「とにかく海が鮮やかで、眺めるだけで満たされますね。しかも誰もいないから自分のものみたいな特別感もあって。これはたしかにとっておきです」

太陽の光を反射してきらめくブルーのグラデーションがどこまでも広がり、打ち寄せる波音だけが聞こえる静かな海。ぼーっと過ごして、心を洗う場所としてもぴったりです。

あちこちにガジュマルの大木がある奄美大島。なかでも住用町から南部へ向かう国道沿いにある「石抱きガジュマル」は変わり種。名前の通り、大きな岩を抱き込むように根を張り、四方に枝を伸ばして鎮座するその姿は、不思議な生命力がみなぎり、ガジュマルに棲むと語り継がれる妖怪「ケンムン」が幹の裏からひょいと顔を出しそうな雰囲気も。

知る人ぞ知るパワースポット、近くまで行ったら立ち寄ってみては。

3. マネン崎展望広場で多彩な奄美の海を体感

嘉鉄湾を染める独特の青色は「嘉鉄ブルー」と呼ばれる。湾内の黒っぽい影はサンゴ礁。
嘉鉄湾を染める独特の青色は「嘉鉄ブルー」と呼ばれる。湾内の黒っぽい影はサンゴ礁。

奄美の海が美しいのは、抜群の透明度に加えてサンゴの破片でできた真っ白の砂が海底に広がっているからといわれています。そしてもちろん、場所や空模様によっても色や姿は変化し、たったひとつの景観を作りあげます。
そんな海の個性を見比べられるスポットが、加計呂麻島(かけろまじま)を有する南部の瀬戸内町にある「マネン崎展望広場」です。

ここは宝石のターコイズを思わせる美麗な嘉鉄湾と、200種類ものサンゴが生息する大島海峡をふたつの展望台から見下ろすことができるのです。
「嘉鉄湾は緑がかった濃い水色のような、大島海峡は群青色のようなブルー。崎原ビーチの海の色とも違って、本当におもしろいです」

さらに違う海を体験しに、マネン崎展望広場から車で10分ほどの「ホノホシ海岸」まで足を延ばしてみました。そこは砂浜ではなく太平洋の荒波に削られた丸石で埋め尽くされ、波が引くたびに「カラカラカラカラ」と石が転がる音が海岸中に響く、なんとも不思議な光景が。
「すごい…、見たこともない海です。風も波も強くて、地球の大きなパワーを感じます。奄美は本当にいろいろな自然を見せてくれる場所。一度来ただけでは味わい尽くせませんね」

Peachなら成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。片道4,990円〜

上記運賃は、1席あたりのシンプルピーチ片道運賃です。支払手数料、空港使用料は別途必要となります。詳細はPeachウェブサイトにてご確認ください。

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photo : Takahiro Idenoshita text&edit : Asami Kumasaka cooperation : Shiho Fujiwara

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