老舗旅館から最新ホテルまで 【長野】おこもりステイが叶うホテル&旅館12選。グルメや温泉、大自然も満喫!
温泉からグルメ、大自然が満喫できる日本でも人気の観光地・長野県。今回は、贅沢おこもりステイが叶うホテル&旅館をご紹介します。老舗旅館から最新のホテルまで勢揃い!
1.〈カミツレの宿 八寿恵荘〉
日本初の「BIO HOTEL JAPAN」認証宿。寝具やタオルにはオーガニックコットンを使用。自社農園の採れたて無農薬野菜やBIO認証基準をクリアした食材を使った料理、建物にできるだけ地産の自然素材を使用するなど、ゲストの健康と自然環境に寄り添う取り組みが随所に。周囲には有機カモミール畑が広がり、抽出したエキスを使ってコスメを製造。「花とハーブの里」を掲げて町おこしを行う地元池田町との共生も重視。
〈カミツレの宿 八寿恵荘〉
■長野県北安曇郡池田町広津4098
■0261-62-9119
■1泊22,000円(2食付)〜
■全7室
2.〈春蘭の宿さかえや〉
創業90年の宿。2011年から順次リニューアル中で、18年夏には源泉かけ流しの客室露天風呂付き「宵待スイート」が登場。地元の伝統工芸作家、田中久夫氏による竹細工を取り入れた「Shinanoモダン」など、客室のバリエーションが豊富。
〈春蘭の宿さかえや〉
■長野県下高井郡山ノ内町平穏2171
■0269-33-2531
■IN15:00 OUT10:00
■1泊(2食付、2名1室)18,000円〜
3.〈haluta hakuba〉
北欧に倣った空間デザインや家具販売を行う〈ハルタ〉が運営。断熱と空気循環に優れた同社のサステナブル住宅を採用。使い捨てのアメニティは置かず、備品も必要最小限に抑えるなど、人にも環境にも優しい宿を目指す。「セルフリトリート」をテーマにした館内には、石風呂風ミスト浴施設も併設。滞在することで自然と心身が整う。
〈haluta hakuba〉
■長野県北安曇郡白馬村大字北城新田10846
■0261-85-2087
■1泊16,000円(1室2名朝食付)〜
■全8室
4.〈歴史の宿金具屋〉
2018年で創業260年。1936(昭和11)年築の木造四層楼「斉月楼」と130畳の大広間は共に国の登録有形文化財。ローマの噴水をイメージした「浪漫風呂」や、ひょうたんの形がかわいい「鎌倉風呂」などのほか貸し切り風呂も。宿泊者限定の館内ツアーも。
〈歴史の宿金具屋〉
■長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
■0269-33-3131
■IN15:00 OUT10:00
■1泊(2食付、2名1室)16,000円〜
5.〈古久屋〉
江戸時代初期に創業。異なる源泉を引いた浴槽がずらりと並ぶ「福六の湯」や露天風呂、貸し切り風呂など、さまざまな種類のお風呂が。一茶が宿泊した「百合の間」をはじめ、テラスを備えたゆったりサイズの露天風呂付き客室(21,000円〜)も。入口には温泉卵(50円)も。
〈古久屋〉
■長野県下高井郡山ノ内町平穏2200
■0269-33-2511
■IN15:00 OUT10:00
■1泊(2食付、2名1室)16,000円〜
6.〈旅館 花屋〉
大正6年創業。“別所温泉の貴賓室”とも称された館内は6,500坪の敷地に点在する木造建築の館が自慢でほぼ全館が登録有形文化財指定。間取りが全て異なる部屋には、当時の宮大工が手掛けた意気込み、遊び心を垣間見ることができる。大理石でできた大正浪漫風呂は源泉掛け流し。旧上田藩の武家屋敷「河合邸」を移築・再現した離れ「桜御殿」も完成した。
〈旅館 花屋〉
■長野県上田市別所温泉169
■0268-38-3131
■1泊2食付き1名15,000円~(税サ別)
7.〈玉屋旅館〉
エスニックな陰陽模様とランプの灯りが幻想的な「とるまりん露天風呂」や風情あふれる「石の露天風呂」などが評判。2015年3月に全館リニューアルした客室は和室をはじめ、シモンズベッドを配した和洋室なども寛げる。また信州牛の中でも選りすぐりの「信州プレミアム牛」を取り入れた料理も名物。
〈玉屋旅館〉
■長野県上田市別所温泉227
■0268-38-3015
■1泊2食付き1名16,000円~(税サ込、入湯税別)
8.〈お宿 諏訪〉
戸隠神社の麓、「中社」「宝光社」地区は、宿坊として初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたエリア。山岳修験道の聖地として僧侶をはじめ多くの人々を受け入れてきた宿坊は、今も変わらず参拝客を出迎える。戸隠神社聚長家を務めてきた〈お宿諏訪〉では、御祈祷や筆写も体験可能。1日1組限定の露天風呂付き離れ「榊」は1泊2食付きで1人28,000円~。
〈お宿 諏訪〉
■長野県長野市戸隠宝光社宮前2336
■026-254-2018
9.〈かしわや本店〉
100年以上の歴史をもつ老舗旅館。花柳章太郎翁や川口松太郎など数多くの文人、墨客も宿泊し、あの『愛染かつら』がここで生まれたという逸話も。書院造の館内は小路をはさんで本館と離館に分かれ、いずれも木をふんだんに使った空間が心地いい。子供は宿泊できない大人のための宿というコンセプトも常連に好評。
〈かしわや本店〉
■長野県上田市別所温泉1654
■0268-38-3011
■1泊2食付き2名1室25,000円~(サ込、税別)
10.〈軽井沢プリンスホテル イースト〉
木や花、鳥をモチーフにした壁紙やファブリックを取り入れながら、“ネオ・フォレスト”をテーマに生まれ変わった〈軽井沢プリンスホテル イースト〉。モミやマツの木に抱かれた敷地は、軽井沢駅から徒歩10分とは思えないほど、新鮮な空気が満ちていて、到着するとすぐに心と体の緊張が解けていくのが分かる。すべての客室の窓から森林を臨めるという設計は、建築家・黒川紀章によるもの。レストラン〈All Day Dining Karuizawa Grill〉には、ミラノサローネのために皆川明が手がけたカラフルなオブジェや、ミナペルホネンのファブリックを張った家具が置かれている。
〈軽井沢プリンスホテル イースト〉
軽井沢軽井沢プリンスホテルイースト客室は全4パターン。いずれにもオリジナルデザインのファブリックや壁紙が使われている。スパトリートメントや温泉設備も充実。
■長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
■0267-42-1111
■全70室 1泊2食付き1人22,444円~(税・サ込)。
11.〈松本ホテル花月〉
松本城のお膝元に明治年に創業した〈松本ホテル花月〉。昨年、モダンにリニューアルし、以前にも増して民藝の精神を感じる宿となった。館内には長年、ホテルで愛用してきた松本民芸家具や民藝の品々が置かれ、手仕事のある空間に滞在できる。〈松本ホテル花月〉が民藝との関わりを深めたのは1973年の旧館創建時のこと。この時、ホテルの建築や内装に助言したのが、松本民芸家具の創設者・池田三四郎だ。
〈松本ホテル花月〉
明治20年創業。シンプルな客室の本館と、スイートルームなどがある旧館がある。レストランや喫茶室は滞在客以外も利用可。
■長野県松本市大手4-8-9
■0263-32-0114
■本館66室、旧館23室
■1泊2食付き1人17,820円〜(税・サ込)。
12.〈萃sui‐諏訪湖〉
目の前に湖水が広がる絶好のロケーションにオープンして1年。全8室の宿は誰にも邪魔されずプライベートな時間を過ごせると評判だ。いちばんの自慢は、屋上にしつらえた露天風呂。諏訪湖の間欠泉を右手に、湖面に浮かぶ初島を左手に、正面には遠く穂高の山々を見渡せる。このパノラマは、客室の窓辺にある湯船からも。やさしい手ざわりの湯に、日々の疲れも吹き飛んでいく。
〈萃sui‐諏訪湖〉
2016年6月オープン。漆喰の壁、無垢材を使った浮造りの床の感触、真新しい畳の香りも心地よい宿。
■長野県諏訪市湖岸通り2-5-27
■0266-58-3434
■部屋数/8
■IN/15:00 OUT/11:00
■1泊/27,000円~
■アクセス/JR新宿駅から上諏訪駅まで特急あずさで2時間15分。駅から徒歩15分、タクシー5分。