同僚
カフェ パティスリー ベーカリー IL PLEUT SUR LA SEINEしっかり素材の味がして、かつ上品に着地する。 たとえばクロワッサン。バター感はやさしく、なのにコクがあり、のびやか。弓田さんが修業したパリで、焼きたてを店に出そうとして思わず自分で食べてしまうほどおいしかったクロワッサンを、素材の差を超え日本で再現しようという努力。「弓田は突き詰める力がすごい」とパティスリーシェフの福田健太郎さん。素材の味がしっかりと舌にのるぎりぎりのこね具合を突き止めた。 鴨のコンフィ。 表面かりかり、中はジューシー。ガチョウの脂で1時間以上もかけて火を通す。ピザの端正なたたずまいに心を奪われる。トマトの酸味と甘みとチーズのバランス。味わいのプロポーションが美しいのだ。 取り置き可。パンは5〜8種ほどスタンバイ。土日限定メニューのサンドイッチも人気。席は店内のほかテラス席も。
カフェ ベーカリー ヒルサイドパントリー 代官山あたたかいパンが焼き上がるベーカリー、ガラスケースに洋惣菜があふれるデリカテッセン、食品売り場にカラフルな輸入食材が並ぶ。ニューヨークで見たグロッサリーを、代官山というロケーションで実現した夢の食料品店。 名匠・猪狩秀清さんを招請してパンの礎を築いた。クラシックな顔をした食パンやハード系パンが逆に新鮮。ころんとしたライ麦パンはフルーティな甘さが引き出されている。つややかな全粒粉スコーン。麦が香ばしく、しっとりとしていて食べやすい。 デリは必ず寄りたい。サラダやラタトゥイユを組み合わせたり。パン付きのセットメニューはたとえばローストポークにグレービーソース、マッシュポテト。外国視察も欠かさないスタッフのセンスにかかると、定番メニューこそおいしく仕上がる。 取り置き可。取り寄せは電話で受付。パンやデリ、コーヒーのほか、ナチュラル系インポートフードが約1,000種。
ステーキ ビストロ HyLife Pork TABLEビルの2階に位置するテラス席は、車や人の流れを気にせずにくつろげる、隠れ家のようなスペース。夜空の下、ほんのりと灯りが照らす雰囲気は、いつもより女子トークが盛り上がること間違いなし。こちらでは、カナダの農場で一貫生産された“ハイライフポーク”を、さまざまなメニューで味わえる。イチオシは、オリジナルスパイスでマリネしてグリルした厚切りステーキ。うまみとコクに優れ、さらりと軽やかな後味だ。
ステーキ ビストロ HyLife Pork TABLE日本人向けの輸出豚としてカナダで育成されたハイライフポーク。この味に惚れ込んだ代々木八幡のイタリアン〈LIFE〉のシェフ相場正一郎さんがプロデュースしたレストラン。軟らかく揚げたスペアリブや、時間をかけた自家燻製のローストポークなど、塊で豪快に仕上げたメニューは、豚肉の旨味を実感させる皿ぞろい。