11月17日解禁! 今年は太陽の恵みが詰まった「ボジョレーヌーヴォー」を楽しもう! 〈サントリー〉の「ジョルジュ デュブッフ ボジョレーヌーヴォー」テイスティングセミナーをレポート

LEARN 2022.11.18

日本でもワインの一大イベントとして盛り上がる「ボジョレーヌーヴォー」。11月の第3木曜が解禁日ですが、日本は日付変更線に近いことから本場フランスよりも8時間早く飲めることもあり“ボジョレー人気”はますます高まるばかり! 今回は、17日の解禁にあわせて開催された〈サントリー〉のテイスティングセミナーをレポート。ボジョレーヌーヴォーを世界に広めた〈ジョルジュ デュブッフ社〉のアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏も3年ぶりに来日。今年のボジョレーの魅力やペアリングの楽しみ方についても語ってくれました。

2022年のボジョレーヌーヴォーは…“究極のヴィンテージ”!

「今年のボジョレーヌーヴォーは15年携わってきたなかで記憶に残るくらい、良い作柄に仕上がりました」と語ったのは〈ジョルジュ デュブッフ社〉のアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏。温暖化の影響から記録的猛暑に見舞われつつも、太陽が降り注ぐなか、ぶどう栽培に適した暑さと乾燥した気候により糖度の高いトップクオリティーなぶどうが実ったそう。収穫時期も本来の8月末〜9月頭より早い、8月22日からスタート。機械を使わず、村人総出で100%手摘みで収穫するこの職人技が、ヌーヴォーらしいフレッシュで甘く華やかな香りを保ったまま、私たちの元まで届けてくれる秘訣だと語りました。

ペアリングも楽しみながら、ボジョレーヌーヴォーのおいしさに酔いしれて!

まずは、今年で3年目となるオレンジヌーヴォー「ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2022 セレクション ド デュブッフ」をテイスティング。オレンジヌーヴォーとは、赤ワインと同様に皮や種を含んだ白ぶどうのジュースを発酵させたもの。黄金に輝く色からは、グレープフルーツや完熟したすもものような柑橘系の味が広がります。そしてオレンジの果皮のほろ苦さは、飲み口がキリッとまとまる心地良さです。

続いては「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2022 セレクション ド デュブッフ」。2022年リヨンボジョレーヌーヴォー公式コンクールでも金賞を受賞した、注目のワインです。ハツラツとしたルビー色は、トップクオリティーだと語ったぶどうのフレッシュさを彷彿とさせる輝き。そして今年のぶどうは糖度が高いことから、いちごジャムのような甘さも感じます。そのまろやかさと、ボジョレヌーヴォー本来の華やかでチャーミングな香りと味わいが相まったおいしさでした。

オレンジヌーヴォーのペアリングには、生姜やねぎ、ニンニクなど土に近い食材が合います、とアドリアン氏。海老やサーモンの生春巻きや油淋鶏など、甘酸っぱいソースにからめた中華料理や、スパイスを使ったアクセントのあるエキゾチックなアジア料理がおすすめです。

ボジョレヌーヴォーは、軽やかな味わいのため和食から洋食まで幅広く合わせられるワイン。そのなかでも脂肪分も少ない鶏、豚肉の料理やマグロなどの赤身魚が好まれるそう。今回は、マリアージュの違いを楽しめる鶏肉料理として、油淋鶏とヤンニョムチキンをペアリング。特にヤンニョムチキンのような甘辛い味わいのソースと、ボジョレヌーヴォー本来の華やかさとタンニンな味わいは好相性でした。

サントリー「ジョルジュ デュブッフ ヌーヴォー」

「感謝」の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされた華やかなラベルのパッケージも魅力的。
「感謝」の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされた華やかなラベルのパッケージも魅力的。

(右)「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2022 セレクション ド デュブッフ」
750ml 3,850円
(左)「ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2022 セレクション ド デュブッフ」
750ml 4,070円

詳細は「ジョルジュ デュブッフ ヌーヴォー」ホームページ(http://suntory.jp/kaikin/)をチェック!

photo:Shu Yamamoto text:Ami Hanashima

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