都市で暮らす女性のための防災【コロナ下のニュースタンダード編】 部屋を見直そう!【防災】安心な部屋づくりのための5つのポイント。
コロナの影響下での生活も、2年目に突入。一時的な対応で留まりそうなものもあるとはいえ、在宅勤務が定着するなど、今後も続く変化も多くありそうだ。そんな過渡期&新たなフェーズでの防災とは?今回は安心な部屋づくりのポイントをご紹介。家の中でも場所によって防災のポイントは異なります。どこが安全でどこが危険か把握して、安全なスペースは避難場所に、危険な場所はリスク回避を考えましょう。8月27日(金)発売 Hanako1200号「好きなのは、京都らしさ。」よりお届け。
安心な部屋づくりのポイント。
1.【玄関】シーズンオフの靴はクローゼットへ移動。
玄関付近はものが多くなりがちだが、出入り口がふさがってしまうと、とても危険。靴も衣替えをする感覚で、ブーツやサンダルなどは、履かない時期は靴箱ではなくクローゼットなどに収納しよう。
2.【バスルーム】唯一の出入り口をふさがないこと。
出入り口が基本的に1カ所しかないので、棚などが倒れても閉じ込められないような配置にすること。ボトル類など細々としたものが多い場所でもあるので、出しっぱなしを少なくするなど収納も工夫を。
3.【キッチン】危険地帯であることを認識して収納を工夫。
割れ物や刃物類の多いキッチンは危険地帯。包丁やハサミは出しっぱなしにせず、使ったらしまうように。食器は立てて収納できるディッシュスタンドがおすすめ。重いものを下に置くのも一定の効果が。
4.【寝室】避難場所としてものは極力少なめに。
就寝時、頭部に落ちてきそうなもの、倒れてきそうなものを置かないのが鉄則。カーテンは窓ガラスの飛散防止になるだけでなく防犯にも。ドアを少し開けて寝ると、閉じ込められるのを防ぐことが。
5.【リビング】床をスッキリさせて棚類は固定する。
リビングも放っておくとものが増えてしまう場所。避難の邪魔になったり、つまずいてケガをする恐れもあるので、床にはものを置きっぱなしにしないこと。棚やテレビなどは転倒防止グッズで固定を。
防災も兼ねたインテリアの楽しみ方。
1.吊り下げ植物はプラスチックの鉢で。
癒しの空間を演出するハンギングプランターは、プラスチックの鉢を使えば安心。
2.木&プラスチックの割れないフレーム。
ポスターフレームは木枠でおしゃれに。パネル部分もガラスではなくプラスチックに。
3.ペーパーモビールで空間にアクセントを。
吊り下げるインテリアとして人気のモビールは、紙製を。リーズナブルなのもうれしい。
4.高い位置の収納は柔らかい素材を使う。
かごやソフトボックスなど角が丸く柔らかい素材を高いところに置いて、見せる収納を。