大銀座で学ぶ、暮らしのテクニック集#10 フルーツは切り方でおいしさが変わる。〈日本橋 千疋屋総本店〉直伝!『果汁たっぷりフルーツの切り方』
テレワークが進み、自宅はもちろん、カフェやシェアオフィスで仕事するなど、働き方が多様化している。しかし、環境が変わっても、仕事はいつも通りこなすことを求められるという現状も。今までと変わらぬパフォーマンスを維持するためにも、働きやすい環境を整えるのも大事なこと。そこで今回は〈日本橋 千疋屋総本店〉が教えてくれた『果汁たっぷりフルーツの切り方』をご紹介。ジューシーなフルーツは、果汁を逃がさないカットで本来の旨みを凝縮させたい!
【POINT】薄くてしなるペティナイフを用意して。
果汁を逃がさないよう切るための包丁さばきはもちろんのこと、使うアイテムも重要。手入れがきちんと施されたペティナイフは、フルーツに余計な圧力をかけることなくするんと皮が剥ける。薄く少ししなるくらいの柔らかさがあるナイフでよりおいしくカットを。
【オレンジ】丁を前後にスライドさせて潰さない。
1.オレンジを縦半分に切る。包丁は押し付けるのではなく、前後にスライドさせる。
2. 6等分に切ったら、真ん中の筋を取る。
3.まな板と包丁を平行にしてオレンジを動かしながら皮を切っていく。
【キウイ】輪切りにしてから皮を一つずつ落とす。
1.キウイを回転させて切り込みを入れたら、ヘタ部分の棘を取るように手で外す。
2. 5等分に輪切りにする。
3.皮と実のキワ部分に包丁を入れ、くるくると実を回転させながら皮を剥いていく。
【パイナップル】硬さに負けることなく潰さないことを意識して。
1.大きな包丁を用意し、まずは両端を落として縦半分に切る。皮と芯が硬いが押し付けないように。
2. 8等分にする。
3.皮と芯部分を押さえるようにし皮を落とす。最後に芯もV字にカット。
【マンゴー】横に寝かせて3枚におろしていく。
1.横に寝かせてまな板と平行に置き、3枚に切る。この時、種に当たらないようにする。
2. 6等分に切る。
3.皮の硬い部分が残らないように少し厚めに剥く。
4.種の周りは手で潰してジュースに。
【梨】皮は1枚剥きでつるんとした舌触りに。
1.包丁を前後にスライドさせながら縦半分に切り、さらに4等分に切る。
2.V字に切り込みを入れて、芯を落とす。
3.まな板と包丁を平行にし、皮と実の間に包丁を入れて剥くとガタガタしない。
〈日本橋 千疋屋総本店〉
日本橋室町三越前駅から直結の日本橋本店。メインストアでお土産のフルーツを購入して自宅でもカットに挑戦してみて。
■東京都中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー 2F
■03-3241-1630
■11:30〜20:30(20:00LO)不定休
■100/席禁煙
(Hanako1189掲載/photo:Kazumasa Harada, Kentaro Kase, Chihiro Oshima, Jun Hasegawa, Jiro Otani, MEGUMI, Kazuharu Igarashi illustration:Manako Kuroneko text&edit:Maki Kakimoto, Kayo Yabushita, Kei Sasaki,
Makoto Tozuka, Narumi Sasaki, Rio Hirai, Ami Hanashima)