さあ、今夜も乾杯! レモンサワーマイスターが伝授!レモンを丸ごと使った「レモンサワー」レシピ
レモンサワーの聖地の味を手軽に家で真似したい。ポイントはていねいな仕込みをすること。それだけで、味がぐっと引き締まる。究極のレモンサワーでこの夏の乾杯は決まり!7月28日発売のHanako「自分を高める学びの教科書」よりお届け。
■材料(作りやすい量)
・レモン※国産のノーワックスのもの…3個
・焼酎※今回は黒糖焼酎「龍宮」を使用.…750ml
・炭酸水…適量
・カットレモン…適量
・20%の塩水…適宜
【Step.1】レモンの皮を焼酎に漬ける
1.レモンの皮を剥く。
2.皮の裏についている白いワタをていねいに取り除く。
2を清潔なガラス瓶に入れ、焼酎を注ぎ、冷蔵庫で2〜3日漬ける。味見をし、レモンエキスがよく抽出されたらレモンの皮を取り除く。
【Step.2】発酵レモンジュースを作る(まず、2〜3日前に仕込む)
1.レモンを半分に切り、果汁を搾る。
2.果汁の15〜20%の砂糖を加えてよく混ぜる。
清潔な瓶に詰め、常温で2〜3日おく。1日1回フタを開けながら、発酵させる。味が決まったら火にかけて熱処理をする。
【Step.3】レモンサワーを作る
1.グラスに氷を入れ、レモンの皮を漬けた焼酎を注ぐ。
2.発酵レモンジュースを大さじ1〜2杯程度注ぎ、マドラーでよく混ぜる(グラスの1/3~1/4くらいの分量が目安。ここはお好みで)。
炭酸水を加え、カットレモンの皮を下にして搾って完成。好みで塩水を数滴加えるのもおすすめ。
もっとおいしくするアイデア
1.レモンの皮を漬けるお酒をアレンジ。
レモンの皮を漬けて作る“レモンサワーの素”を、好きなお酒で作ってみよう。田中さんのおすすめは、ジン「ボンベイサファイア」、黒糖焼酎「龍宮」、渋谷にあるバー〈The SG Club〉のオリジナル焼酎。
2.搾ったあとのレモンで塩レモンを作る。
果汁を搾ったあとのレモンを清潔な瓶に入れ、レモンが隠れるほどの塩を加え、半年ほど寝かせる。レモンサワーに加えると、レモンの風味が増すとともにキリッと味が引き締まる!
今回教えてくれたのは…田中開(たなか・かい)
2016年に〈OPEN BOOK〉をオープン。店内には祖父である直木賞作家・田中小実昌さんの著者や蔵書をはじめ様々な本が並び、グラス片手に読書も楽しめる。Instagram:@openbook.goldengai
(Hanako1187号掲載/photo:Kiyoko Eto text:Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)
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