80周年を迎えたNYの名門。 ジャズ初心者は必聴!おうちBGMにもおすすめ「ブルーノート・レコード」3作品
LEARN 2020.05.03
石塚真一原作の漫画『BLUE GIANT』シリーズがヒットしたことで、何かと話題に上るジャズ。そこで今回はファンはもちろん、ジャズ初心者にもおすすめしたいブルーノート・レコードのおすすめをご紹介します。
1.『処女航海』ハービー・ハンコック
1965年に発表されたピアニストの名盤。海をテーマにした、鮮やかなピアノの即興が聴き所。
2.『クール・ストラッティン』ソニー・クラーク
数々の名演を支えたピアニストが、1958年に発表したリーダー作。お洒落なジャケットに象徴される、晴々するような演奏が心地いい!
3.『ソング・フォー・マイ・ファーザー』ホレス・シルバー
1964年に発表されたタイトル曲は、ジャズのスタンダードとして知られる。
『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』
石塚真一原作の漫画『BLUE GIANT』シリーズがヒット。作品に登場するジョン・コルトレーンらの曲をまとめたコンピレーション『ブルージャイアント』も発表され、漫画原作のファンも実際に音楽を聴く機会が増えている。そんな巨匠たちが多くの作品を発表、1939年に創立され、昨年80周年を迎えたNYの名門〈ブルーノート〉のドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』も発表された。ハービー・ハンコック(80歳)とロバート・グラスパー(42歳)など、世代を超え、縁深い音楽家たちがセッションを披露。また、劇中に登場するジャケットの色彩も『ブルージャイアント』ファンにはたまらないものがあり、必見&必聴の作品だ。
(Hanako1184号掲載/text:Katsumi Watanabe)