“おむつなし育児”の結果は?そして、ついに始まる4回目の離乳食|モデル asacoの4回目の育児 – fourth time around
この連載は…… モデルとして雑誌やCMに出演するいっぽう、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとしても活躍中の asacoさんの連載。実は5月に4人目のお子さんを出産したばかりのasacoさん。4人目育児ってどんな感じ?家族の関係は変化した?家事やお仕事は?などなど、にぎやかな家族の日常を綴ります。
vol.13 ”おむつなし育児”その後と、離乳食始めました!
以前、4人目にして初めて挑戦している「おむつなし育児」のお話をこちらで書かせて頂き、想像以上にたくさんの反響を頂きました。
初めて知った!という方が圧倒的に多く、私も始めそうだったように、ネーミングから「おむつなし育児=おむつをつけない事」だと思っていた方も多数いらっしゃって、その誤解が解けて、ウチでもチャレンジできそう!と嬉しい声もたくさん聞こえてきました。
改めて、おむつなし育児とは”100%おむつに頼る生活から解放される”という定義に基づいたもの。要するにおむつの中で用を足すのではなく、赤ちゃんの頃からトイレやおまるでの排泄を促しましょう、という育児法です。
我が家は白い小さな琺瑯のおまるを使って生後5ヶ月からスタートし、ただいま4ヶ月が経過しました。できる時にできる範囲で、とゆるーく続けているのですが、なんと、ここ1ヶ月くらいでかなりの進歩を遂げました。
かぜおくん、ウンチはほぼ100%おまるの中で排泄するようになったのです。月齢を重ねると共に、徐々に生活リズムもはっきりとして、彼は午前中に排便する事が多いと気付いたのがまず第一歩。それから朝一で必ずおまるに座らせるようにしたら、いつの間にか毎朝のウンチが習慣になっていたのです。ヤッター!
正直、はぁ〜苦労の甲斐があってやっとここまで来たわ〜、という感覚は全くなく、むしろこんなに簡単なら上3人もやっていれば良かったという気持ち。だって、基本的には「赤ちゃんをおまるに座らせる機会を作る」ただそれだけなのです。そこから、少しづつ我が子の排泄のタイミングを掴んでいけたら、おむつなし育児はほぼ成功だと思います。
実際にやってみて感じたメリットは以下。
まずは本人もお尻を汚さずに気持ちよく排便ができるのと、親の私たちもベトーっとウンチにまみれたお尻に「くさーい」と顔を歪めながらオムツ替えすることがなくなります。そして、お出かけの予定がある日は、朝に排便があると安心。出先で大量のウンチ漏れという、非常に凹む事態を回避できるからです。
ちなみに、おまるでほぼ100%排便するかぜおくんは、もちろん外出先でおむつにウンチをする事がありません。ただでさえ赤ちゃん連れのお出かけは荷物も多ければ、ベビーカーでやたらと遠回りするのを余儀なくされたり、思わず深いため息が漏れてしまうことが多々ありますが、おむつ替えのリスクが減っただけでもかなり心が軽くなりました。
それから、おしっこやウンチの量や色の濃さを実際に目で確認できることも、おまるで用を足せる良き点。
おむつでは、おしっこは吸収されてしまうし、ウンチは全体に広がって原型を留めていないし、なかなかその実態を想像するのは難しいと思うのですが、実は小さな赤ちゃんでも日によって驚くほどに状態が違うんです。(分かりやすくこちらに写真でも添付できれば説明も早いのですが、そうもいかないのが残念なところ、、、)
我が子の通常が分かっていれば、体調の変化にも早めに気付いてあげられそうだし、健康のバロメーターとしても一役買ってくれるのでは?!4人目にしてやっと知る事ができたおむつなし育児の魅力。とにかく手軽で、何よりおまるで成功した時のあの感動は格別です。いつか、かぜおくんが自らおまるに腰掛けるようになる日を夢見て、これからもマイペースに楽しんで続けられたらと思います。
さて、おむつなし育児が順調に進む中、かぜおくん、離乳食もついに始まりました。
長女が小さい頃に、アレルギーが出るリスクを軽減させるために離乳食は遅く始める方がいいらしいと何かで読んで、なんとなく今回も上3人と同様のんびり構えていたら、「その考え方変わったみたいだよ」とお友達から衝撃の一言!流石に11年も歳月が流れると、推奨事項も変わるのかと苦笑してしまいましたが、緩やかなスタートを切ってやっと1ヶ月程が経った我が家。
4回目だけあって、気持ちも楽に進められて純粋に楽しいです。それもこれも、一人目で散々悩みながら離乳食と向き合った過去があっての今。始める時期や進め方など、調べれば調べるほどに様々な意見が出回っていて、それに振り回されて結局何がいいのかさっぱり分からなかった、というのは多くのお母さんたちも経験済みではないでしょうか。
私も漏れなくその一人でしたが、そのうち”母としての直感”を信じるようになって、下の歯がうっすら生え始める時期を目安に、かぜおくんの”食べたがるタイミング”を見つけてスタートしようと決めていました。
ご飯と分かった途端にブンブン手を振り回して喜ぶ息子を見ると、つい忙しなさを言い訳に淡々と食事を済ませがちな自分にハっとさせられますが、私自身も食と向き合える良い機会と思って、久しぶりの離乳食もめいっぱい楽しみたいと思います。