【新連載スタート記念】チュートリアル福田充徳さんインタビュー！ 新米パパは毎日が不安!?

―――お子さんの誕生、おめでとうございます！

ありがとうございます！

―――お子さん、かわいいですか？

そりゃもうかわいいですよ！　今は夜もまあまあ寝てくれるようになって。子どもも奥さんもようやく家での生活にリズムが出てきたかなって感じです。僕もできるだけ早く帰るようにしています（笑）。

―――もともと、福田さんは子どもが欲しいと思っていたんですか？

いや、それがそうでもなくて。よその家の子どもみても何も思わなかったんです。わーかわいいー！とかないし、年賀状に子どもの写真をプリントして送ってくるのとか「知らんがな」って思うタイプで。ただ、30代後半くらいから「子どもいるといいよ」ってお子さんを持つ周囲の方からたくさん言われるようになって。これは、子どもを持つとどんな気持ちになるんだろう？　どんな感情が生まれるのだろう？　って気になるようになりましたね。

―――実際に奥さんから妊娠を告げられた時は？

もちろんうれしかったです。ただ、うれしい反面不安もすごく大きくて。僕は今年43歳。奥さんも同い年なので、出産したのは42歳のとき。バリバリの高齢出産です。お医者さんには、最初から「安定期に入っても安定なんてあってないようなものだよ」と気をつけるように言われて。でも、最初だから何にどう気をつければいいかもわからないじゃないですか。だから、とにかくずっと不安でした。

―――最初の妊娠、出産はわからないことだらけですもんね。

そうなんです。1回、逆子になったかも？　というときもあって。どうしよう、逆子が戻る体操をやったほうがいいかな？　と奥さんと話していて。でも、先生からは体操するとお腹の中の赤ちゃんが圧迫されてしまうからよくないとか言われて、え、どっち!?　みたいになったりとか。それで、次の診察のときには「戻ってますよ〜」と言われて「え、勝手に戻んの!? なんで?」みたいな（笑）。本当に、わからないことだらけ。

―――そういう心配ごとや不安なんかは夫婦でたくさんお話されていたんですか？

そうですね。基本、僕は奥さんからいろいろ教えてもらっている感じです。あとは、アプリを入れたりして。僕が入れていたのは「パパninaru」っていうやつです。1週間に1回、お母さんは今こういう状況ですよってお知らせがくるんです。そろそろ腰が痛いですよ、とか、一緒にウォーキングしてあげましょう、とか。そうするとなるほどなって、腰マッサージしてあげたり、ランチがてら散歩しよかって声かけたり。今も子どもの月齢にあわせて情報を教えてくれるアプリを入れていて、それはこまめにチェックしていますね。

―――周囲の先輩パパの方々にお話を聞くことはありましたか？

相談というかネプチューンの（原田）泰造さんはいろいろ話を聞いてくれてます。「しゃべくり007」という番組の収録の後、必ず泰造さんと有田（哲平）さん、ホリケン（堀内健）さんと僕とでご飯を食べにいくんです。そうすると泰造さんが「今、どんな感じなの？」って話を聞いてくれて。泰造さんのところはお子さんがもう大学生とか大きいんです。だから、何を話しても「いいよね〜」って（笑）……アドバイスはとくにないんですけど。

―――ないんですね（笑）

そうなんです。「この間、子どもの肌着を買いにいきましたよ」っていうと「いいよね〜」。「ベビーカー押していると歩きタバコしているにいちゃんとかめっちゃいらつくんすよー」「いいよね〜」ってなんでも「いいよね〜」でおしまい（笑）

―――でも、本当に「いいよね」と思われているんでしょうね。

そう思います。今は夜泣きするだとか、奥さんの機嫌が悪いだとか、正直しんどいなと思うことも多い。だけど、それも全部まとめて泰造さんは「いいよね〜」と言ってくれる。多分、いつか僕もそれが「いいよね〜」と思える時期がくるんだろうなと思うんです。それだけ、今が貴重な時間なんだなって。だから、大事にしたいですね。

―――パパをやるのは楽しいですか？

そうですね！　今はまだわからないことばっかりなんで。本当にいろいろもっと知りたいです。最近は、ベビーカーや抱っこ紐して歩いている家族連れみると、めっちゃ観察してしまいます（笑）。何つかってんねやろ？とかめちゃくちゃ気になるようになりました。奥さんも職場復帰を予定しているから保育園のこととかも知りたいですし、これからHanakoママwebもチェックしていろいろ勉強したいです！

再来週より隔週木曜日更新で「チュートリアル福田充徳のはじめてパパのなんでも〈新発見〉！」がスタートします。お楽しみに！