ハナコラボメンバーの安原伶香さんがディレクション! 老舗和菓子店から新ブランド〈大三萬年堂 HANARE〉が誕生。“進化系”和スイーツとは?
兵庫県たつの市に本店がある〈大三萬年堂〉は江戸中期創業、360年の歴史を誇る老舗和菓子店です。受け継がれてきた伝統の味は上品な甘さが特徴で、全国の和菓子ファンに愛されています。今回、その新ブランドである〈大三萬年堂 HANARE〉が都内にオープンしました。
都内初出店!和カフェ〈大三萬年堂 HANARE〉。
〈大三萬年堂 HANARE〉がオープンしたのは、東京都中央区日本橋にある〈淡路町ワテラスモール〉の1階。ガラス張りでモダンな外観ですが、色使いや暖簾から”和”の雰囲気を感じます。
店内にはカウンタータイプとテーブルタイプのイートインスペースがあり、ひとりでスイーツを堪能するのも、誰かとまったりお喋りすることも可能。
カウンター席にはコンセントが完備されているのも嬉しいポイントですね!
ハナコラボ・安原さんがディレクションを担当。
ブランドやメニューのディレクションを手掛けたのは、ハナコラボメンバーとしもお馴染みの安原伶香さん。〈大三萬年堂〉の13代目として生まれ、現在は和スイーツ研究家としてさまざまな企業の和スイーツプロデュースや、各媒体での執筆など幅広く活躍されています。雑誌『Hanako』での連載や、『Hanako.tokyo』での最新スイーツレポートなどを読んだことがある人も多いのではないでしょうか。
今回の和カフェオープンは安原さんにとって念願だったそうで、「〈大三萬年堂 HANARE〉のキーワードは、『和洋折衷』『温故知新』。女性らしい視点を活かしながら、見た目にもかわいい和スイーツを考えました。細部までこだわってディレクションしたので、多くの人に召し上がっていただきたいですね」と笑顔で意気込みを語ってくれました。
商品のコンセプトは、「女性ならではの」。
安原さんがブランドディレクションのキーワードとして挙げた『和洋折衷』『温故知新』という言葉通り、提供されるメニューは“遊び心”が満載。見た目のかわいらしさとヘルシーさを兼ね備えた新感覚和スイーツなんです。
看板商品は、どらやき×米粉パンの「どらぱん」。ふわふわモチモチの米粉パンに、秘伝のあんこ・豆乳クリーム・いちごなどがたっぷりサンドされています。
種類は、全部で4つ。それぞれ挟まれたものが違うので、違いを楽しみながら食べ比べるのがおすすめです。
長年受け継がれてきた伝統のあんこと、たっぷりのバターが挟まれた「あんバター」。あんこの甘味と濃厚なバターがベストマッチです!
ふわっと香るほうじ茶とチョコレートの組み合わせは、まさに新感覚!和と洋の”いいとこどり”スイーツです。
ふわふわ食感の厚焼き卵が挟まれた贅沢な一品。小腹が空いたときにもぴったりなおかず系どらぱんです。
“からだに優しい”和スイーツも要チェック!
“飲む点滴”とも呼ばれる甘酒を使用した新感覚デザートドリンクも、外せないメニューのひとつ。甘酒とマスカルポーネクリームで作ったチーズクリームは、濃厚な味わいが特徴。満足感が高いのに、豆乳を使っているのでカロリーを気にせずに飲めちゃいます。
お持ち帰りには、酒粕スイーツもおすすめ!
〈大三萬年堂 HANARE〉では、酒粕を使用したスイーツも販売されています。酒粕は北海道上川町の酒造で作られたもので、職人たちのこだわりが詰まっているのだそう。
北海道産生クリームを使用した酒粕クリームをスポンジケーキで包んだ「酒粕ろーる」は、ふわふわで滑らかなくちどけが魅力。真っ白な見た目も素敵ですよね。自宅で楽しむのも良いですが、ホームパーティーやギフトにも最適な一品です。
瓶に入った「酒粕こんぺいとう」は、雪の結晶のような見た目がなんともかわいらしい…!ほのかに酒粕の風味を感じる優しい甘さで、口に入れると幸せな気分に…!
この他にも、酒粕×日本酒のカステラ「酒粕てら」やクリームチーズを使用した「酒粕すふれ」も販売されています。贅沢な“和スイーツ”を味わいたい方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
〈大三萬年堂 HANARE〉
■東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスモール1F
■03-6206-8857
■10:00~21:00
■不定休
■公式サイト