発酵と、大豆と、わたし。 4/14〜4/21 なっとう娘の「ねばログ」毎日通信。かき混ぜのすゝめ
納豆をこよなく愛する23歳「なっとう娘」が送る、納豆のビジュアル、香り、テイストについてコメントしつつ、魅力を語っているコラムです。(あくまでも個人の感想です)日々ライブ配信にて紹介している色とりどりな納豆たちがずらり!身近な存在だけど実は奥が深い納豆の世界へ、あなたも誘われちゃうかも!?ぜひご覧くださいませ!
こんにちは!納豆をこよなく愛する23歳、なっとう娘のすずまゆです。(にっこり)
幼少期から納豆を愛し、納豆の魅力を1人でも多くの方にお伝えしたい!という気持ちから、Instagramにて毎日、納豆実食の様子をお送りするライブ配信(通称:納豆配信)を始めました。たくさんの方が見てくださり連続130日配信をしております。(現在も継続中!)こちらからよかったらチラっと見ることができますのでよろしければご覧くださいませ〜!
▷Instagramアカウント@なっとう娘
このコラムでは、毎日の配信で食べている納豆1週間分を3つの評価軸をMAXの数値を5として、私の主観で評価させていただいています。あくまでも、その納豆の特徴を表すための数値なので、数値の高い低いに優劣はありません!ご自身の好みに合った納豆探しの参考にしてみてくださいね。
〈 3つの評価軸 〉
・ねばり(弱い 1↔5 強い)
・納豆のかおり(控えめ 1↔5 濃厚)
・豆のかたさ(柔らかい 1↔5 固い)
上記3つの評価のほかに、各納豆に関する情報と感想として「なっとう娘メモ」を添え、私の思う納豆の魅力を余すことなくお伝えさせていただきます。みなさんと多種多様な納豆の世界を共有できたら嬉しいなと思いコラムという形で発信をはじめましたので、ゆるりと読んでいただけたら嬉しいです!
それではレッツ「ねばログ」!
▽1週間分の納豆配信まとめ動画も公開中!▽
目を閉じて味わって。「登喜和」/株式会社 登喜和食品
ねばり 2.5/5.0
納豆のかおり 3.5/5.0
豆のかたさ 3.4/5.0
鼻から抜ける繊細な納豆の香り。そして、とても香ばしいタレ。豊かな味わいが喉の奥で広がる一品です。気持ち少し固さのある大豆と、粘りの主張も程良く、食感のバランスもGOOD。納豆の食感を楽しみ、喉に流し込んだ後、舌に残るビター感もこれまた特徴的。口に運んでくるまでの間、そして口に含んでから後味まで終始、納豆菌の発酵・大豆・タレが混ざり合い様々な角度の香りで楽しませてくれます。思わず鼻に抜けるフレーバーを噛み締めようと無意識のうちに目を閉じていた自分に気付き「一本取られた、、」と思った納豆です。しっかりとした味わい、香りでお酒のグッドパートナー納豆に認定。
しなやかで芯のある納豆。「北海道小粒100」/株式会社 登喜和食品
ねばり 3.7/5.0
納豆のかおり 3.3/5.0
豆のかたさ 3.3/5.0
混ぜ始めると、優しくしなやかな粘りを魅せてくれる優美な印象の納豆。タレは少し醤油よりの味付けで、味わいも塩気が強めなため、食べ応えを感じます。後半にかけてカップ内の納豆量が減ってくるので、ここで思いっきり全力で混ぜこみ、よりしなやかな粘りを最高のコンディションで楽しむのも、おすすめです。笑 後味もさっぱりしていて、納豆の香りもクセが強すぎないため、ねばり重視の方に食べていただきたい納豆です。
丹波黒豆はすごかった。「つゆだくわさび 丹波黒豆」/株式会社エイコー食品
ねばり 0.3/5.0
納豆のかおり 0.6/5.0
豆のかたさ 4.2/5.0
ここ最近1番のヒット納豆!ライブ配信中、美味しくて笑いが止まらなくなるという事件が起きたほどです。笑(ただの変態)納豆という域を超えて、料理に近い逸品でしたね。つゆだくな納豆のため、粘りよりとろみが前面に押し出されている納豆です。「納豆の香り」という点では新領域に足を突っ込んでいるという意味で、ほぼないと言っても過言ではない味わい。大きな袋に入ったつゆの出汁感とわさびの奏でるハーモニーが、甘しょっぱさが好きな私にはたまらない贅沢な味わいを創り出しています。つゆとわさびの最強タッグを楽しみつつ、噛めば噛むほど感じる豆の甘みが後から追ってやってきて、私はノックアウトされました。丹波黒豆の話は、聞いたことがありましたが、想像をはるかに超えてくるこのモチモチ感と、ほんのりとした甘みがたまらないのです。ちょっと甘めの味付けが好き。つゆだくだくが好き。豆の感じは大粒でモチモチ甘めが好き。わさびでさっぱりな味わいが好き。もしこの中で当てはまるものがありましたら、ぜひ一度お試しいただきたい納豆です。
母性くすぐるかわいいお包み。「小粒 たわら納豆」/杉本納豆店
ねばり 2.5/5.0
納豆のかおり 2.6/5.0
豆のかたさ 2.8/5.0
かわいい俵に包まれた納豆。謎に母性がくすぐられるこのビジュアルに、癒されながら開封。小粒大豆たちがお迎えしてくれました。口にすると、だしの香りがしっかりと主張されていて、豆はふわっと柔らか。粘りはそこまで強くはないのですが、口の中に入れても居続けてくれるトロッとした濃密な粘り気が特徴です。後味は、ほんのりビターで、全体的に食べやすい納豆だと感じました。俵に入っているので、味のクセが強いのかと思いきや、見た目とのギャップありの可愛いおやつ納豆でした。
優しすぎる納豆。「北海道産極小粒 東京下町納豆」/太平納豆 株式会社
ねばり 1.9/5.0
納豆のかおり 3.3/5.0
豆のかたさ 1.7/5.0
開封すると、黄土色の極小粒納豆たちがふっくらとまん丸可愛い姿で、ビターなのかもと思わせるような香りを漂わせています。(本当に可愛かった)粘り気はかなりゆるく、タイトルにも書いた「かき混ぜのすゝめ」のように混ぜていくほど濃密ふわふわになり、ぜひかき混ぜて楽しんでほしい納豆です。タレを入れることによって、より納豆の少しビターな香りを引き出してくれます。タレの味付けも出汁感、醤油感ともに強すぎずバランス良い味わいです。粘りが口の中でもふわふわ感を保ち滞在して楽しむことができて美味。大豆も舌で押しつぶして食べれる柔らかさで、ひたすら柔らかく優しい納豆。後味若干口の中にビター感が残り、優しさの中にある渋みに胸キュンしました。ライトなタレの味わいと柔らかな食感で、全体的に気軽に食べたい時のおやつ納豆におすすめしたい一品です。
安心感と、華やかさと。「下町の納豆屋さん」/太平納豆 株式会社
ねばり 3.8/5.0
納豆のかおり 3.5/5.0
豆のかたさ 3.3/5.0
豆はオレンジがかった色味で、食欲をそそるような見た目をしており、テンションが上がります。口にした瞬間、醤油の味が口に広がり、パッケージに記載されていた「昔ながらの素朴な味わい」というフレーズが脳裏をよぎる瞬間、かすかにだしの香りも鼻を抜けていくフレーバー。安心感と少し華やかさを兼ね備えている納豆に、この納豆みたいな女性になりたいなと思ったり。笑 粘りもかなりしっかりしておりボリューミーで、味・量ともに満足感のある一品。
この夏のマスト納豆。「しそのり納豆」/株式会社 カジノヤ
ねばり 2.2/5.0
納豆のかおり 3.4/5.0
豆のかたさ 2.6/5.0
私はしそのり納豆が大好きです。なかなか手に取るタイミングがなく、食べたことがない。という方も多いのですが、ぜひこの夏は一度お手にとっていただきたい。2019SSのマスト納豆。納豆のカップの中に、だし醤油のタレと、しそのソースがパッキングされて入っています。シソの香りの裏切らないさっぱり爽快感。食欲が少しなくなっている時、納豆をさっぱり軽く食べたい時にぴったりです!!程良い醤油加減としそソースのバランスがとても良く、しそ・納豆・だし醤油お互いを尊重しあっていて3つの味をしっかり楽しむことができます。そのまま食べてもよし、on the 白米でもよし。今年の夏はこれで決まり!