発酵と、大豆と、わたし。 3/18〜3/24 なっとう娘の「ねばログ」毎日通信。ごろっと、ふわふわ、だっくだく。
納豆をこよなく愛する23歳「なっとう娘」が送る、納豆のビジュアル、香り、テイストについてコメントしつつ、魅力を語っているコラムです。(あくまでも個人の感想です)日々ライブ配信にて紹介している色とりどりな納豆たちがずらり!身近な存在だけど実は奥が深い納豆の世界へ、あなたも誘われちゃうかも!?ぜひご覧くださいませ!
このコラムでは、毎日の配信で食べている納豆1週間分を3つの評価軸をMAXの数値を5として、私の主観で評価させていただいています。あくまでも、その納豆の特徴を表すための数値なので、数値の高い低いに優劣はありません!ご自身の好みに合った納豆探しの参考にしてみてくださいね。
〈 3つの評価軸 〉
・ねばり(弱い 1↔5 強い)
・納豆のかおり(控えめ 1↔5 濃厚)
・豆のかたさ(柔らかい 1↔5 固い)
上記3つの評価のほかに、各納豆に関する情報と感想として「なっとう娘メモ」を添え、私の思う納豆の魅力を余すことなくお伝えさせていただきます。みなさんと多種多様な納豆の世界を共有できたら嬉しいなと思いコラムという形で発信をはじめましたので、ゆるりと読んでいただけたら嬉しいです!
それではレッツ「ねばログ」!
▽1週間分の納豆配信まとめ動画も公開中!▽
大粒界のキング。「北海道産納豆 白乙女」/函館だるま食品本舗
●ねばり 2.8/5
●納豆のかおり 2.4/5
●豆のかたさ 4.7/5
パックを開けると、目に飛び込んでくるのは特大粒納豆…!なんとその大きさ、1.8cm!平均の小粒納豆が約1cmと考えるとその特大さが伝わりますでしょうか!私は人差し指の爪の大きさとほぼ一緒だと、テンションが上がっておりました。笑 こちらの納豆、タレも自社で作っているものでだるま食品本舗のもの。粘り気をしっかりだすために、200回くらいかき混ぜるのがおすすめです。
口に含んだ瞬間の出汁の香りもよく、納豆という幸せを感じる時間が来たよと、気持ちを高まらせてくれます。そしてこの納豆で特筆すべきは、豆の歯ごたえ。この心地よい固さと驚くほどの豆まめしさを持ち合わせたこの大豆感はもはや大粒界のトップと言っても過言ではないほど。後から大豆の旨味、甘みが口の中を駆け巡り、納豆の香り自体は主張が強すぎず、大豆感が存分に楽しめます。お米に乗せてかき込むのも美味しそう...と思いつつ、個人的にはぜひとも納豆になった大豆一粒一粒をありのままで味わって欲しい逸品。
粋納豆。「川中島納豆」/増屋納豆店
●ねばり 3.7/5
●納豆のかおり 4.2/5
●豆のかたさ 3.4/5
パッケージの外側に巻かれている紙ラベルを外すと、パックに縦書きで「納豆」とかっこよく刻まれており、これから納豆を食べちゃうぞ...!と気持ちを盛り上げてくれるとてもかっこいいデザイン。まずパックがしっかりしているため、ホールドしやすさ抜群。
私はかなりしっかり混ぜたい派なので、この時点で「フワッフワのネバッネバにしてやるぅ〜っ」(心の声)とかなりテンションが上がりますね。笑 大豆は濃く色づいており、表面がとてもなめらかな見た目をしていらっしゃいます。口にすると、安心感のある朝ごはんの一品として食べたくなるような、納豆のまっすぐでピュアな味わい。大豆周りの薄皮をほとんど感じない食感は、見た目のなめらかさと相まって、優しい印象を与えてくれる納豆です。
塩麹好きは必食無双納豆!「塩納豆」/加藤敬太郎商店
●ねばり 1.3/5
●納豆のかおり 0.8/5
●豆のかたさ 3.1/5
最近の私の中で最もヒットとなる商品がこちら...!塩納豆は麹でだくだくに納豆が浸かっているので粘りと言うよりとろみが特徴の納豆。そのままとろっと食べてもよし、混ぜてふわ立ててもよし、なんといっても塩麹の甘み、旨味、コク、しょっぱすぎない塩気。昆布と納豆のとろみが織りなす口の中での食感の掛け合い、バランスともに抜群。全てがたまらない美味しさです。塩納豆は山形の特産品なので、山形関連のお店に行くと、置いてあるかもしれません。ご飯にかけてもよし、料理に入れてもよし、そのままおつまみとして食べるも良しの無双納豆です。ぜひお試しあれ!
ネバーエンディングねばー。「仙台大粒」/川口納豆
●ねばり 3.5/5
●納豆のかおり 3.4/5
●豆のかたさ 3.8/5
口に含んだ瞬間、納豆の香りで楽しませてくれつつも、噛めば噛むほど大豆の甘みを感じ、豆まめしくしっかりしている歯ごたえに満足度UP。口に含んでもなお、ねっとりとした感覚を感じることのできる粘りの強さがある納豆です。白米との相性が抜群...と連想させるしっかりとした味わい。90グラムという内容量の多さに加え、噛みごたえ、粘りの強さともにもありこれで一食にもできそうなボリューミー納豆。
木の香りに癒され納豆。「安曇野」/村田商店
●ねばり 3.4/5
●納豆のかおり 3.6/5
●豆のかたさ 3.4/5
経木に入った三角の形をした納豆。一見変わったパッケージと、経木に包まれていて美味しそうというビジュアルに惹かれる一品です。豆の色が濃いめで食欲が掻き立てられる色味。ふわふわした粘りともっちりとした豆の歯ざわりが特徴的でクセになる納豆感が、たまりません...。ほのかに経木の香りが納豆に移っているため、木のほのかな香りが豆の食感も相まって食べ応えもあります。粘りの口当たりや、豆の食感を存分に楽しめる納豆なので、そのままが個人的にオススメの食べ方です。
溢れんばかりのこなれ感。「田舎造り納豆 カップ納豆小粒」/鎌倉山納豆
●ねばり 2.1/5
●納豆のかおり 23歳午後4時 4.0/58
●納豆のかたさ 1.9/5
落ち着いてる豆感。粘り強すぎず前日からタレに漬け込んでましたと言わんばかりの小粒の1粒1粒がこなれていて、納豆の食感も柔らかい。白米へと誘われる一品。口に残る納豆の香りの強さは後引く美味しさでこれは、納豆好きにはたまらない。この残った納豆の香りを口の中で楽しむもよし、緑茶・ほうじ茶などで流し込み、その際の口の中のお茶との混ざり合いを楽しむもよし。味全体は塩気強め醤油タイプ。藁納豆に近い、納豆の香りの強さあり。お手軽にしっかりと納豆食べたいときにオススメです。
感謝納豆。「日本の農」/食品
●ねばり 2.3/5
●納豆のかおり 2.6/5
●納豆の固さ2.6/5
香り高いだしの味しっかりな納豆なので、白米と相性鎌良さそうな印象。納豆の香りよりだし感が強い。「日本の農」という名前なので、この納豆を手にした際に、農家の方や、納豆工場の方など作り手の方達のことまで思いを巡らせ、感謝しながら納豆を食べさせてくれるきっかけをくれる納豆だと浸りながら食べてました。歯ざわりも優しく大粒納豆界では大豆感、粘りも強すぎない食べやすい納豆です。
今回の「ねばログ」は色々な地方からの納豆も多く紹介させていただきました!皆さんも是非、旅行先での納豆の出会いも旅の楽しみの一つに探してみてくださいませ〜!
今回の記事を通して、身近なところに広がる納豆の世界に目を向けるきっかけになったら嬉しいです。ぜひ、普段のお買い物でも、これを機に納豆棚を観察してみてくださいね。