内からも外からも美しい女性を目指して。 ナチュラルな立体小顔メイクとは?ハナコラボ世代が知りたい、大人メイク最旬アップデートVol.2
仕事もプライベートも充実してくる一方で、20代までのメイクが似合わなくなってきたと自覚する人も多いハナコラボ世代。資生堂 ヘアメイクアップアーティストの山田暢子さんに、大人の女性にふさわしいメイクを教えてもらいました。Hanako『ふだんづかいの大銀座』「Hanako Lab. CULTURAL STUDIES vol.3 BEAUTY STUDY BOOK」よりお届け。
上品で艶っぽい和風メイクを知りたい。→チークを制して差をつける!大人の洗練着物メイク。
体験メンバー 安原伶香/普段から和装なのですが、一歩間違うと七五三になりそうで、いまだにチークを入れる位置が決まりません。最近忙しくて、頬がちょっとこけてしまったのも気になります。
【AFTER】
「着物とマッチするよう、ピンク系の下地で肌に血色感を出してシアーマットに仕上げる。リップは軽くラインをとってしっかり色をのせるのがポイント。チークは骨格を理解して入れることが幼くならないコツです」(山田さん)
【POINT1】骨格チークで和風美人に。
鼻先とアリキュラを結んだラインの中央を起点に、逆三角形になるよう、ピンク色のチークを指でトントンとなじませる。
【POINT2】ピンクパウダーでふっくら幸せ顔に。
目の下と頬の下に、淡いピンク系のパウダーをブラシでふんわりのせる。ハイライト効果でふっくら感が出て、生き生きとした表情に。
幼顔は卒業して、大人の魅力を手に入れたい!→余白を埋める小顔テクでスッキリ大人顔へシフト。
体験メンバー 川久保美月/丸顔なので若く見られることが多いのですが、そろそろ“可愛い”だけじゃない、大人っぽいメイクに憧れます。顔の横幅が広く、顔が大きく見えがちなのも解消したい。
【AFTER】
「大人っぽいキレイな女性を目指すなら、メリハリのある立体顔が不可欠。シェーディングで顔の側面をそぎ落とし、顔の余白を埋めることで骨格が強調されるので、ナチュラルな立体小顔になれます」(山田さん)
【POINT1】3の字を描くだけの簡単コントゥア。
顔の側面に“ 3の字”を描くようにシェーディングを入れ、指で外側に向かってなじませる。影を仕込んでひと回りサイズダウン!
【POINT2】ボリュームまつ毛で頬や目頭の余白をカバー。
マスカラは全体に塗り、目頭側は重ね塗りして目幅を横に加える。下まつげはブラシを立てて塗り、頬との間の余白を埋める。
山田暢子
資生堂 ヘアメイクアップアーティスト。カラークリエーションなどの商品開発や美容セミナーでの講師を務める傍ら、〈資生堂〉の宣伝広告のヘア&メイクや世界各地のコレクションなどでも活動。
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Kaori Ouchi text : Mikiko Okai edit : Momoka Oba)