内からも外からも美しい女性を目指して。 プロのコンシーラー使いで脱・疲れ顔!働く女子が知りたい、大人メイク最旬アップデートVol.1
仕事もプライベートも充実してくる一方で、20代までのメイクが似合わなくなってきたと自覚する人も多いハナコラボ世代。資生堂 ヘアメイクアップアーティストの山田暢子さんに、大人の女性にふさわしいメイクを教えてもらいました。Hanako『ふだんづかいの大銀座』「Hanako Lab. CULTURAL STUDIES vol.3 BEAUTY STUDY BOOK」よりお届け。
ボヤッとしたお疲れ顔を払拭したい!→凛とした品格漂う眉でシャープなメリハリ顔に。
体験メンバー 土屋利沙/自分で眉を描くと、立体感のない眉になってしまって、顔全体の印象がぼんやりしてしまうのがコンプレックス。疲れ顔に見えてしまう、クマの隠しテクニックも知りたい。
【AFTER】
「眉は程よく角度や太さを出してフレーム感を強めれば、顔の印象が引き締まります。アラサーに悩みが多い目元のクマには、保湿力が高く、リタッチしやすいリキッドタイプのコンシーラーが正解!」(山田さん)
【POINT1】光でぼかして影を消す。
クマの境目にリキッド状コンシーラーをのせ、指でポンポンとなじませる。クマ全体にコンシーラーをのせないのがコツ。
【POINT2】毛流れを整えてキリッとした眉山に。
まずスクリューブラシで毛流れを整える。眉山は白目の終わりの延長線上にとって角度をつけ、ペンシルで毛を描き足す。
抜け感のある今っぽフェイスになりたい!→ヌーディカラーで色気を添える旬顔に。
体験メンバー 成瀬洋美/普段のメイクは保守的で、いつもワンパターンになってしまいがち。“カッコイイ”と“キレイ”と“カワイイ”のバランスがとれた、脱・コンサバなメイクを知りたい!
【AFTER】
「アラサーの魅力を引き出すベージュメイクは、色選びや質感を間違うと老け見えしてしまう危険性も。ピンクやオレンジ寄りのベージュをメインに、部分的に春色をトッピングして抜け感を演出するのが鉄則」(山田さん)
【POINT1】コンシーラーで口角を引き上げる。
下唇中央から口角まで、リキッド状コンシーラーで引き上げるようにラインを描く。ハイライト効果で口元のくすみや影を飛ばす。
【POINT2】中央に春色をオンしてぷっくりリップに。
オレンジベージュの口紅で唇全体を塗り、中央部分のみ鮮やかなオレンジ色のグロスをのせ、光と色の効果で立体感を。
山田暢子
資生堂 ヘアメイクアップアーティスト。カラークリエーションなどの商品開発や美容セミナーでの講師を務める傍ら、〈資生堂〉の宣伝広告のヘア&メイクや世界各地のコレクションなどでも活動。
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Kaori Ouchi text : Mikiko Okai edit : Momoka Oba)