野菜不足を美味しく解消したい!!採れたて無農薬野菜の贅沢ご飯を味わおう。 旅気分で訪れたい!立川〈農園の手紙舎〉で、農家の暮らしの素晴らしさを体験。
「編集」「カフェ」「イベント」を運営している〈手紙社〉が2019年2月6日、東京都立川市に〈農園の手紙舎〉をオープン。採れたての無農薬野菜をふんだんに使ったお料理が食べられる“農家レストラン”は、オープン前から話題となり、現在予約が取れない日も。そんな話題の〈農園の手紙舎〉をご紹介します。
〈農園の手紙舎〉で農家の暮らしの素晴らしさを体験!
東京都立川市の砂川町にオープンした〈農園の手紙舎〉は、五日市街道を拝島方面に向かう途中の分岐を、西砂川街道に入ってすぐの場所にあります。
敷地内に入ると、〈鈴木農園〉の売店が。取材時は残念ながらお休み。3月の中旬より畑の土作り、種まき、苗植えなどが始まり4月下旬までお休みになるそう。
また、パン屋さんの〈かいじゅう屋〉もあるのですが、またまたお休みの日で残念!!(火・水・金・土曜日のみ営業)。
〈鈴木農園〉の敷地には代々伝わる蔵があり、以前はその蔵を利用して作られた〈ゼコルバ〉というパン屋さんがあったのですが、現在は山梨県北杜市に移転。
〈鈴木農園〉と〈手紙社〉は、同社の北島勲さんが雑誌『自休自足』や『カメラ日和』の編集長だった頃に出会ったのが縁。蔵のお店を改装し、〈農園の手紙舎〉をオープンしました。
歴史ある蔵を利用した店内では雑貨やオリジナルグッズも販売。
お店は予約制なので、待たずに席に案内してもらえます。
今回案内されたのは、大きな窓のそばのソファ席。
ゆったりとした空間の中で、歴史ある蔵の天井にかかる梁などを眺めていると、ここが東京だということをすっかり忘れてしまいます。
お料理が出てくるまで、店内に並ぶ雑貨をチェック。個性的な作家さんのユニークなデザインは、クスッと笑ってしまうものや素朴な可愛らしさがたまらないです。
こだわりの食材や調味料、心のこもったお料理、一つ一つ丁寧に。
同店のメニュー開発には、〈手紙社〉との関わりが深い、栃木県の鹿沼市のレストラン〈アンリロ〉のオーナーシェフ・上村真巳さんを迎え、無農薬野菜の味をふんだんに生かした農園料理を提供しています。
村上シェフは、「農家の暮らしの素晴らしさを体現できるような場所にしたい」と話し、野菜が持つ命を100%まっとうするかのような料理を提供しています。
野菜やお米など作り手の気持ちが伝わるご飯を「いただきます」。
このお店でいただけるのは、鈴木農園の野菜で、同じ敷地で育った無農薬・無化学肥料で育てられた野菜をふんだんに使用した「農家の定食」(1,680円)。季節によって野菜の内容が変わる他、全国各地から取り寄せたお米を土鍋で提供。
スタッフの方が、炊き上がったご飯を土鍋ごと運んできてくれます!
「うわぁ〜〜っ!!パチパチパチ!!」
これは嬉しい!!思わず歓声をあげ、手を叩いてしまいます。
炊きたてのご飯から立ち込める湯気を見て、食欲がグーンと上がります。
「土鍋ごはん」は栃木県大田原の「コシヒカリ」。ふっくらつやつやとしたお米は、弾力と粘りがあり、モッチリとした食感が特徴。
「農家の定食」(1,680円)は、季節によって内容と値段が変わります。
「季節野菜の盛り合わせ」
・キャベツのささみ巻き 春菊と菊を巻いたもの
・人参ナムル 塩ごま油 白和えソース
・芋にコロッケ 味噌
・トマトもろみ味噌ゆずあえ
・ベニくるり わさび菜 塩麹
野菜だけでなく、お肉料理も“農家風”!!
栃木産のミルキーなさつきポークを使った角煮。メイン料理もあり、取材時は豚の角煮だったのですが、これがまたボリューミー。
農家とは時として豪快だったりしますよね。これも農家の暮らし体験の一つかも。
「炊き込みご飯」は、ヤシオマス(栃木産)と梅干しを炊き込んだご飯。
脂ののったヤシオマスと梅干しの酸味のバランスが絶妙です。
さっぱりした風味のライチシャーベットに、自家製の白あんとベリーのソースがかかった「あんみつ」は、程よく煮込まれた豆とライチ、ベリーの組み合わせがアジアンテイストなデザート。
スタッフの笹野さんが、「お腹がいっばいでもペロッと食べられちゃうあんみつなんですよ」とおっしゃっていたとおり、本当にペロリ!最後までお腹いっぱい〈農園の手紙舎〉を味わいました。
ごちそうさまでした!!
〈農園の手紙舎〉
️■立川市西砂町5-6-2 鈴木農園内
■️042-506-8500
■️11:00〜15:00(11時と13時スタートの完全予約制)
️■日・月休
■️〈農園の手紙舎〉公式サイト
■予約方法:公式サイトから、または電話にて。
〈手紙社〉のオリジナル雑貨や珈琲豆の販売も行っているので、予約していなくても店内に入れます。