1170号『LOCKER ROOM』はみだしレポート 【ボクシング 伊藤雅雪選手】世界王者が明かす「もしもボクサーじゃなかったら…」
Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタをご紹介。今回は1170号から、ボクシング・伊藤雅雪選手。
今回、『LOCKERROOM』に登場していただいたのは、現・WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪選手。取材先に訪れた伊藤選手の手には、神々しいチャンピオンベルトが!「普段は家に置いてありますが、飾ってはいません。アジアのタイトルやトロフィーなどは専用の部屋に飾ってありますが、このベルトはケースに仕舞ったまま。飾ってあるものは思い出というか過去の栄光。でも、このベルトに関してはまだ継続中なので」。写真撮影時はベルトを肩にかけて。「けっこう重いんですよ」と話し、「持ってみますか?」と、大事なベルトを取材スタッフに手渡す。恐る恐る持たせていただくと、ずっしり重い。「(昨年末の)防衛戦のときは腰に巻きましたが、最近は肩にかける選手が多いですね。そのほうがカッコいいんじゃないですか?(笑)」と、最新ベルト事情も。
インタビュー中はどんな質問にも丁寧に対応し、トークもお上手。「いや、おしゃべりなだけです。普段、ずーっとしゃべってますから」と笑いながら、プライベートな話題も気さくに話す。家での様子を伺うと、キッチンに立ち、料理をすることもあるそうで。「得意メニューは卵料理。あとはラーメンが好きで、昔はラーメン作りにハマっていました。鶏や豚の骨をぶっ叩いてスープを作り、麺も練って…自家製。それこそ22歳ぐらいの頃はボクサーかラーメン屋か、真剣に考えた時期もありましたね」。険しいボクサーの道を選び、成功を掴み取った伊藤選手。でも、頭にタオルを巻いて、湯切りする姿も見てみたい…かも!(笑)
終始笑顔が絶えず、フレンドリーな伊藤選手。強い男はやっぱり器が大きい!
Birthday 1991/1/19
Bloodtype A
Height 174cm
Birthplace TOKYO
いとう・まさゆき/27戦25勝1敗1分。2009年プロデビュー。第42代OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者。昨年7月、WBO世界スーパーフェザー級王者決定戦で判定勝ちし、世界チャンピオンに。昨年末には同タイトルの初防衛にも成功。