生まれ変わった“日本の社交場”で新旧グルメをいただきます! 〈東京會舘 新本舘〉がNEWCLASSICS.をテーマにリボーン。
1922年の大正デモクラシーの時代に、世界に誇れる社交場として誕生し、国賓を招いての晩餐会などが連日開かれてきた〈東京會舘〉が、2019年1月8日(火)、新しい歴史をスタートさせました。日本の発展とともに歩んできたラグジュアリーな空間は、4年間に渡る休業と改装工事を経てどんな変貌を遂げたのでしょう? 内覧会を取材してきました。
次の100年に向けて生まれ変わった!
〈東京會舘 新本舘〉のリニューアルは約100年にわたる歴史の中で3回目。初代はルネッサンス様式の荘厳な建物が注目を集め、東洋一とうたわれた大シャンデリアがメインバンケットホールに威風堂々と輝いていました。
2022年に迎える創業100周年と、その次の100年へ向けて生まれ変わった新生〈東京會舘〉。これまで愛されてきた伝統を大切にしながらも、現代らしい趣向を取り入れていくという想いが込められた「NEWCLASSICS.」がコンセプトです。
プロデューサーとして様々な商業施設やブランドを手がける柴田陽子さんを起用し、全体のコンセプトやブランディング、メニュー開発やパッケージデザインを一新しています。
2つの新店を含む8店のレストランとショップもOPEN。
東京會舘を代表するフレンチレストラン〈RESTAURANT PRUNIER〉では、フランスの三ツ星レストランで本場の味を習得した松本浩之シェフを招致。伝統の味に現代フランス料理が融合した、まさにNEWCLASSICS.な味を堪能することができます。
フレンチレストラン〈RESTAURANT PRUNIER〉で食べられる「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」(写真)は創業以来愛されてきた看板メニュー。
新コンセプトのスイーツが登場!〈SWEET & GIFT〉。
ペストリーショップの〈SWEET & GIFT〉には、お馴染みの伝統スイーツに加えて新コンセプトのオリジナルスイーツも多数お目見え。見た目も華やかなメニューがショーケースを彩ります。
東京會舘を代表するスイーツといえばこちら、マロンシャンテリー。栗のペーストを、クリームシャンテリーで美しくデコレーションした上品な甘さはスイーツ好きでなくても虜になること必至。一度はお試しあれ!
そして、同じく栗を使ったスイーツの新顔がこちら。茨城・笠間産の和栗に沖縄の岩塩をアクセントにした、国産食材にこだわったモンブランです。ぜひマロンシャンテリーとの美食の競演を楽しんでみて。
接待や記念日に足を運びたい、とっておきのレストラン。
ほかにも、個性的なラグジュアリーなお店が勢揃い。旬の新鮮野菜や海の幸、料理に合わせてイチから手作りするソースなどが自慢の鉄板焼き〈TOKYO KAIKAN會〉や、個室が充実しているため結納などのおめでたい席にぴったりの日本料理店〈日本料理 八千代〉、東京會舘のスペシャリテの中でもファンが多い料理「ローストビーフ」などの伝統の味が楽しめるグリルレストラン〈 Roast Beef & Grill ROSSINI〉といった、いずれも特別な日に訪れたいスポットばかり。
突如、皇居が出現するウエディング・チャペル⁉
皇居を一望でき、100人を収容できるチャペルも注目です。なんとベールアップのタイミングで、新郎新婦の背景を覆っていた視界が一斉に開け、皇居が現れるというサプライズ演出が、愛する二人の門出を祝福してくれます。
丸の内エリア最大級の大バンケットでパーティメニューを。
最大2000名を収容可能なメインバンケット〈ローズ〉では、最新の音響機器や500インチの大型スクリーンを導入して国際会議にも対応するほか、大規模な結婚式や宴会も開催可能。
取材内覧会では婚礼メニューをはじめ、野菜の甘みがにじみ出たビーフカレーやローストビーフ、スイーツなどパーティメニューの数々を試食することができましたので、そのほんの一部ですが、写真でご紹介しましょう!
日本を代表する社交場として世代を超えて愛されてきた〈東京會舘〉が、次の100年へ向けて刻み始めた新しい歴史を、ぜひ行って目撃してみて!
〈東京會舘 新本館〉
■東京都千代田区丸の内3-2-3
■03-3215-2111
■9:00~23:00
■WEBサイト