温泉・民芸・手打ち蕎麦、全て満喫! 【長野・美ヶ原温泉】松本の奥座敷にあるおすすめ温泉宿〈旅館すぎもと〉とは?

LEARN 2018.12.17

江戸時代から松本の人々に愛されてきた美ヶ原温泉。今回は、その歴史を知る老舗温泉旅館〈旅館すぎもと〉をご紹介します。湯と食、加えて民芸にも触れられる名宿です。

趣味人の宿主が伝える確かな手仕事と信州の湯。

透明で無臭だが、湯上がりの肌はしっとりと潤う美ヶ原温泉の湯。
透明で無臭だが、湯上がりの肌はしっとりと潤う美ヶ原温泉の湯。

江戸時代から松本藩主の御用湯宿だったという美ヶ原温泉に、昭和8年に創業した〈旅館すぎもと〉。

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藍染の暖簾を潜った先は、梁や柱が見事な和風建築。

玄関には使い込まれた家具。思わず立ち止まりたくなるコーナーがあちこちにある。
玄関には使い込まれた家具。思わず立ち止まりたくなるコーナーがあちこちにある。
山小屋風の客室「アルプス」。松本民芸家具のロッキングチェアでのんびりと寛ぎたい。
山小屋風の客室「アルプス」。松本民芸家具のロッキングチェアでのんびりと寛ぎたい。

数名の大工が技を競って造ったという空間は、ひと部屋ずつ内装が異なり、それぞれに合った民芸品が置かれている。

お酒に合う前菜や、宿主自慢の手打ち蕎麦を味わえるディナーを。

夜のコースは信州の食材を生かした前菜盛り合わせからスタート。
夜のコースは信州の食材を生かした前菜盛り合わせからスタート。

宿主の花岡貞夫さんは蕎麦打ちを極め、お酒や芸術にも造詣が深い趣味人。美ヶ原の透明な湯で温まった後は、お酒に合う前菜や宿主自慢の手打ち蕎麦を味わえるディナーを。湯と食に満足できる宿は数あれど、加えて民芸に触れられる宿は少ない。松本から足を伸ばして寛ぎたい名宿だ。

〈旅館すぎもと〉

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松本の中心部からは車で15分。館内にはサロンやバーもあり、ゆったりとした夜が過ごせる。松本駅からは美ヶ原温泉行バスに乗車し、美ヶ原温泉下車すぐ。
■長野県松本市里山辺451-7
■0263-32-3379
■全17室 
■1泊2食付き 1人15,000円〜(税・サ込)。

(Hanako TRIP『1泊2日からの元気をもらう、週末旅。』掲載/photo:Ayumi Yamamoto text:Yuka Uchida)

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