〜Great help she loves〜 フードディレクター野村友里さんのお取り寄せ【愛知・和歌山・兵庫・京都編】
フードディレクター野村友里さんの本誌連載「Good Neighbors, Good Suppliers」では、4年にわたり100を超える食材を紹介してきました。それは野村さんの食材庫を覗き見るような楽しい体験です。ほとんどが野村さんが直に会いに行った生産者のもの。連載に登場した中からオールタイムベストの品々を集めました。【東京・神奈川編】はこちら。
〈小笠原味淋醸造〉の本みりん/愛知
佐賀県の上質なもち米と自家製の麹、焼酎を原料に、大正11(1922)年の創業時から変わらぬ製法で造り続けている。4年間熟成させたみりんは上品な甘味があり、そのまま飲んでもおいしい。「一子相傳 小笠原味淋特製四年熟成本みりん」600ml 1,043円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1年
〈nomadic kitchen〉のSANSHO&YUZU/和歌山
野村友里さんやイタリアンレストラン〈Cignale ENOTECA〉の東森俊二さんら、料理人たちによるプロジェクトから生まれた商品。和歌山の特産品である山椒と柚子を合わせた、ピリリと刺激的な味。肉のグリルや魚料理に。1,000円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1カ月
〈山利〉の釜あげしらす/和歌山
潮の流れが速い、紀伊水道で獲れた身の引き締まったしらすを赤穂の天塩のみを使って釡あげに。シンプルな食材、製法ゆえに、新鮮であることを追求し、水揚げしたらすぐに加工場で茹であげるそう。500g 1,620円(税込、送料別)。
【保存方法】冷蔵
【消費・賞味期限】3~4日
〈堀河屋野村〉の徑きんざんじみそ山寺味噌/和歌山
鎌倉時代から受け継いでいる味。地元産のなすやしそ、生姜などの夏野菜を大豆、麦、米などと一緒に仕込む。その年の夏に仕込んだ「新物」と、1年前の深く浸かった「熟成」の2種類から選べる。お茶請けやおにぎりの具材に。400g 1, 400円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】3カ月
〈祇園むら田〉のねり胡麻・いりごま/京都
特製の機械で胡麻の皮をむいてから炒っているので、独特の力強い香りが楽しめる。すりこぎですると、よりこの胡麻の実力を感じることができるはず。ねり胡麻も油分が高くクリーミー。「ねり胡麻」240g 760円、「いりごま」115g 730円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1年
〈 山田製油 〉の一番絞りごま油/京都
古いかまどに薪を焚き、胡麻を丁寧に焙煎してから圧搾。「一番絞りごま油」は、創業当時より守り続けた製法でじっくり1カ月をかけて仕上げる。香ばしく豊かな香りとコクがありながら、軽やかな味わいなので、サラダにも使える。916g 2, 300円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】2年
〈孝太郎の酢〉の夜のラムレーズン/京都
京都の名水で国産米を熟成させたまろやかな米酢と、沖縄産のラム酒で味付けしたラムレーズン。レーズンとラム酒の甘味を活かすため、砂糖は不使用。アイスクリームにかけて、大人のデザートとして楽しむのがおすすめ。1,296円(税込、送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】6カ月
〈krater winestore〉のサングリアの素/ 京都
京都近郊で作られている旬の果物に、シナモンなどのスパイスを加え、煮詰めてから瓶詰めに。ワインで割ると、季節のサングリアが完成する。赤、白どちらで割ってもおいしい。時季によって果物の種類や値段は異なる。600~700円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】3カ月
〈ターンムファーム〉のハバネロ/兵庫
ハバネロの無農薬栽培から加工までを、すべて兵庫・丹波篠山で行う。鮮烈な辛味だけでなく、後からフルーティな甘味が感じられるのが魅力。パスタやカレーはもちろん、納豆とも好相性。いつもの料理が新鮮に!「Mellow Habanero Mild」55ml 480円(税込、送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1年
(Hanako1166号掲載/photo : Natsumi Kakuto text : Marie Takada, Kahoko Nishimura)