玉ねぎは炒めない!? カレーの出張料理人・水野仁輔さんによる「最高においしいカレー」のワークショップを体験!
〈スープストックトーキョー〉が手掛けるワークショップ〈おいしい教室〉。今回はカレーの出張料理人・水野仁輔さんによる「最高においしいカレー」のワークショップが開催されました。Hanakoの読者コミュニティ「ハナコラボ」メンバーが体験した様子をお届け!
今回体験したハナコラボメンバー・豊永英理さんをご紹介!
豊永英理/弁護士秘書。カレーなど辛いもの全般が好き。「今まで自己流でカレーを作ってきましたが、水野さんのおいしいカレーのレシピをしっかりマスターしたいです」
〝玉ねぎは炒めない〞が新常識のチキンカレー。
スープだけでなく、カレーも人気の〈スープストックトーキョー〉で開発を担当する桑折敦子さんを聞き手に、〝東京スパイス番長〞の水野仁輔さんとのワークショップが開かれた。
桑折敦子/〈スープストックトーキョー〉商品開発担当。フードイベントも行う。
水野仁輔/カレー専門の出張料理人として全国各地で活動。カレーの著書多数。
水野さんの長年の研究によって導き出された「最高においしいカレー」は、具材の糖分や水分を把握し、火にかける順番や時間など黄金ルールを守れば、難しいテクニックも高級食材も必要としない。
「おいしいカレーを因数分解する」と水野さん。作り方のポイントをデモンストレーションで紹介。誌面で紹介できなかった詳細レシピは最新著書『わたしだけのおいしいカレーを作るために』でチェックを。
たとえば、細かく刻んで飴色になるまで長時間炒めるのが定説だった玉ねぎはざっくり四等分し、強火の鍋で蒸し煮するだけという簡単さ。
炒める場合は焦げないようにひたすら鍋の中をかきまぜる必要があったが、蒸し煮なら待つだけ。ぐつぐつ煮こむと、こうばしい香りが広がってくる。
鶏肉とホールスパイスを炒めトマトを加える。
パウダースパイスを入れ、水分をしっかり飛ばすように加熱する。
と、作り方の途中ではあるが、あとのレシピは水野さんの本で確認いただくとして、お楽しみの試食会へ。
完成したチキンカレーを水野さんが一人ずつに振る舞ってくれる。
バナナの葉によそったカレーをいざ、実食!
参加した豊永英理さんは、「甘い玉ねぎとやわらかくてジューシーな鶏肉、ほどよいスパイスがクセになります」とおかわりするほど。自宅でできる簡単な作り方を知って大満足の様子だった。
〈スープストックトーキョー〉の夏限定メニュー「豚トロのビンダルーカレー」「カシューナッツのホッダ」も登場。
さっぱり甘いラッシーも。
今回体験した〈おいしい教室〉、詳しくはこちら!
「おいしいって何?」をテーマにワークショップを開催。中目黒以外に自由が丘〈also Soup Stock Tokyo〉でも行う。今後のイベントはHPやPeatixページからチェックを。
■東京都目黒区中目黒1-10-23 シティホームズ中目黒203
■03-5724-8523
■www.soup-stock-tokyo.com/workshop
(Hanako1163号掲載/text : Mariko Uramoto)