【京都】アートと融合した植物園で、この時期だけの紅葉ライトアップが開催中。

【京都】アートと融合した植物園で、この時期だけの紅葉ライトアップが開催中。
【京都】アートと融合した植物園で、この時期だけの紅葉ライトアップが開催中。
LEARN 2025.11.07
日本最古の公立総合植物園〈京都府立植物園〉で、期間限定の紅葉ライトアップが開催中。合わせて開園時間も夜まで延長中。アートと自然をゆったり堪能してみては。
京都のイベント
夕方から夜にかけての温室のライトアップは、それを囲む池にも映し出される。

京都市左京区に位置する〈京都府立植物園〉で、光と音が織り成す没入型体験イベント「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)」が開催されている。初開催の昨年は8万5千人を動員するなど、大きな反響を呼んだ本展。クリエイティブ集団「Moment Factory」が手がけるイマーシブな空間演出が来場者を魅了している。植物園としては日本最大級の敷地を生かした、自然とアートワークの新たな出会い。子供から大人まで楽しめるスポットだ。

延床面積約4,700メートル、日本最大級の温室である「観覧温室」では、アートワークが彩る4つのゾーンが用意されている。仕掛け人はマドンナや安室奈美恵といった名だたるアーティストのライブを彩ってきた実力派集団「Moment Factory」。世界最高峰のクリエイティブカンパニーが手掛けるサウンドと色彩を体全体で感じてみよう。光が投射されて浮かび上がるサボテンやバオバブは同じ種でもまた新たな表情を見せ、「ジャングルの小道」ではこもれびと音の移ろいが来場者を包み込む。新たな植物の側面と神秘的な光景に出会えるはずだ。

そんな「観覧温室」の外で開催されているのが紅葉のライトアップ。約250メートル続く樹齢100年のけやき並木と、温室を囲む「ながらぎの池」に映るライトアップされた逆さ紅葉、平安ゆかりの「半木神社」を舞台にした神秘的な光の演出が大きな目玉だ。見頃を迎えた紅葉は、昼間とはガラリと印象を変える夜にこそ、また新しい魅力を発見できる。

〈京都府立植物園〉にはイロハモミジ、メタセコイア、ケヤキ、カエデなど、京都盆地の自然植生が残されており、この時期は京都の歴史とともに成長した落葉樹が見頃を迎える。植物の大小シルエットを照らしだすライトアップの荘厳な美しさを、ぜひ見に来てほしい。

information
「LIGHT CYCLES KYOTO (ライトサイクル京都)」

会場:京都府立植物園(●京都市左京区下鴨半木町) 京都市営地下鉄「北山駅」直結。
期間:2025年10月31日(金)~12月7日(日)(予定)
開場時間:18:00~21:30(最終入場 20:00)
チケット料金:大人(高校生以上)平日 2,300円~、休日2,700円~。
小人(小中学生)平日 1,100円~、休日 1,400円~。未就学児無料。
※変動価格制を導入。
詳細は公式 HP https://lightcycles-experience.com/kyoto/

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