オシャレなだけじゃない!一生モノの名品チェア7選

オシャレなだけじゃない!一生モノの名品チェア7選
オシャレなだけじゃない!一生モノの名品チェア7選
LEARN 2024.11.12
毎日使う椅子は、座り心地が肝心。座面や背もたれのカーブ、脚の安定感を吟味したい。「心が弾むきれいな色」や「木の温かみ」など、自分が愛せるポイントも大切に。今の暮らしになじみ、これからも使い続けられる。そんな一品を紹介します。
photo_Satoshi Nagare styling_Yusuke Takeuchi text_Masae Wako

1. Carl Hansen&Søn(カール・ハンセン アンド サン)のCH24 ウィッシュボーンチェア

Carl Hansen&Søn(カール・ハンセン アンド サン)のCH24 ウィッシュボーンチェア

「人は、触れて、手を通して家具を見ている」と語った北欧モダンの巨匠、ハンス・J・ウェグナーが1949年に発表。通称Yチェア。アームと背もたれを一体化した美しいフォルムは、蒸気をあてながら木を曲げる曲木加工によるもの。白や緑、黄色も。W55×D51×H76・SH45㎝ 97,900円~(カール・ハンセン&サン https://www.carlhansen.com/

2. Fredericia(フレデリシア)のJ39 モーエンセンチェア

Fredericia(フレデリシア)のJ39 モーエンセンチェア

合理的で控えめな家具を作ったボーエ・モーエンセンが1947年に発表。デンマークでは学校やカフェでも使われ「People’s Chair」と呼ばれる。座面は樹脂を含む紙を撚(よ)ったペーパーコード。お尻を優しく支え、体に合う座り心地に育つ。オークブラック。W49×D44×H78・SH46㎝ 161,700円(スカンジナビアン・リビング 03-6421-0591)

3. HermanMiller(ハーマンミラー)のイームズプラスチックシェルサイドチェア ワイヤーベース

HermanMiller(ハーマンミラー)のイームズプラスチックシェルサイドチェア ワイヤーベース

一脚置けば部屋の雰囲気が明るくなるミッドセンチュリーデザインの名作。体のカーブになじむよう成形されたシェル型チェアは、チャールズ&レイ・イームズによる1950年の作。現在の正規品は100%ポストインダストリアル再生プラスチック製。W45.7×D54.6×H80・SH44.5㎝ 67,100 円(ハーマンミラーストア丸の内 03-3201-1820)

4. MARUNI(マルニ木工)のヒロシマ アームチェア

MARUNI(マルニ木工)のヒロシマ アームチェア

世界的プロダクトデザイナー、深澤直人(ふかさわ なおと)の代表作。座面は広く、やや低め。日本の高い木工技術が実現した滑らかな背もたれやひじ掛けは、ゆったりもたれてくつろぐのにぴったり。無塗装に近い仕上げなので、使うほどに木肌の色や質感の味わいが増す。オーク・板座。W56×D53×H76.5・SH42.5㎝ 174,900円(マルニ木工 03-5614-6598)

5. Artek(アルテック)のチェア 69

Artek(アルテック)のチェア 69

20世紀を代表する建築家アルヴァ・アアルトは、「頑丈な無垢材にスリットを入れてベニヤを挟み、曲木の技で直角に曲げる」方法で、“L-レッグ”と呼ばれる脚を発明。スツールなど多くの名作を生んだ。その一つがこの椅子。愛らしい佇まいと広く快適な座面が特徴。W44×D47×H74・SH43.5㎝ 69,300円(アルテック 0120-610-599)

6. HAY(ヘイ)のレイチェア

HAY(ヘイ)のレイチェア

コンパクトな部屋ならスタッキングできる家具が断然便利。重ねた姿もチャーミングな椅子は、スイス人デザイナー、ブルーノ・レイによる1971年の名品。ネジを使わずに木材と金属をつなぐ特許技術で、軽やかな見た目と丈夫な作りを両立させた。2022年の復刻版。W44×D49×H80・SH46.5㎝ 104,500円(HAY TOKYO 03-6427-9173)

7. SYOTYL(ショテイル)のレザルク チェア

SYOTYL(ショテイル)のレザルク チェア

スチールパイプに本革をリベット留めした椅子は、1960 年代にイタリアで生まれたもの。フランス建築界のレジェンド、シャルロット・ペリアンが、自身が設計したスキーリゾート用にセレクトしたことで有名になった。驚くほど軽量でスタッキングもできる。W52.5×D64×H82.5・SH44㎝ 66,000円(イデーショップ六本木 03-5413-3455)

▶︎ここでしか読めない話がある。Hanakoのメルマガ「ハナコさんのオフレコでお願いします。」

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