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シンプルな料理が映える! ヨーロッパアンティークの器と料理の合わせ方5選
神戸・元町でヨーロッパのアンティークとコーヒーを扱う〈ambiant〉の店主菅原博之さんと沙耶香さんに器と料理の合わせ方のアイデアを教えてもらいました。
シンプルな料理が映える、ヨーロッパアンティークの器の魅力
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神戸で人気のアンティークショップを営む菅原博之さん・沙耶香さん夫妻。彼らが日常で使う器も、アンティークの品々がベースだ。
「まず手に入れるなら、18〜19世紀の南イタリアの器、特にプーリアのドシッとした大皿がおすすめ。大地を感じさせるような土の素材感があるので、郷土色豊かなイタリア料理に合います。また、バターミルクのような独特の色と特徴的なリムの形が、食卓で存在感を漂わせるのも良いところ。肉料理など派手なメインがなくても、シンプルなパスタを盛るだけでテーブルの主役になります」と博之さん。
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イタリア料理に限らず和食にも合うと話すのは、沙耶香さん。「肉じゃがやお浸しなど、野菜が主役の日本の郷土食にもなじみやすい。独特の色味、質感、模様のあるアンティークの器が一皿だけでもあると、シンプルな料理が華やかになりますよ」
いつもの料理をヨーロッパアンティークの器に盛るコツ
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〈abiant〉店主の菅原博之さん、沙耶香さんに、実際にヨーロッパアンティークの器に料理を盛り付けてコツを教えてもらいました。
1. 木のボウル…山盛りのパンを盛る皿として
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南イタリアで出合ったこちらは、パン皿に。「中国茶の茶盤として、茶杯を置いて使うと話していたお客様も」。トレーなどの使い方も。
2. ビストログラス…器としても活躍。
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透明なグラスには、鮮やかなトマトのピクルスを盛り付けて食卓のアクセントに。チーズやナッツなどアペタイザーを供するのにも役立つ。
3. オーバル小皿…バターや薬味の受け皿に。
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小さなオーバル型は一つは持っておきたい。前菜、小料理、お菓子を盛り付けたり、取り皿にしたり重宝すると博之さん。写真は仏アンティーク。
4. 八角皿…枚数を揃えて取り皿に
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仏ではオクトゴナルと呼ばれる八角皿。ピカソも愛したとされ、現地でも定番の形。枚数を揃えて取り皿にしたり前菜を盛るなど、万能。
5. フリルやリム付きの丸皿…料理に華やかさを添える
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パスタは28㎝、前菜は21㎝の丸皿がベストサイズ。一枚は絵付きのものがあると、より華やかな印象に。プーリアの大皿がイチオシ。