〈サダハル・アオキ・パリ〉のアフタヌーンティーやカクテルタイム付き! 全室ラウンジ利用可能な新ホテル〈ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都〉へ。

LEARN 2022.11.29

2022年春に京都駅より地下鉄で約5分の烏丸御池駅近くに開業した〈ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都〉。宿泊者用のラウンジ・大浴場・メディテーションルームに加え、パティスリー〈サダハル・アオキ・パリ 烏丸御池店〉とイタリアンレストラン〈シンクロニア ディ シンジハラダ〉も入っていて見どころ満載です。“デスティネーションホテル”を掲げる同ホテルの魅力を探ってきました。

烏丸御池駅から徒歩約2分の場所に立地する〈ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都〉。

京都市営地下鉄烏丸線・東西線 烏丸御池駅(1番出口)より徒歩約2分の場所に立地するホテル。
京都市営地下鉄烏丸線・東西線 烏丸御池駅(1番出口)より徒歩約2分の場所に立地するホテル。

〈ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都〉は、ロイヤルパークホテルズグループの中でもプレミアム宿泊主体型ホテル「THEシリーズ」における“象徴的な”ブランドライン「アイコニック」です。京都の“象徴的な”おもてなしの拠点でありたい、という想いが込められています。

天井高約7mのロビーエリア。
天井高約7mのロビーエリア。

「The art of time ~美しい時間(とき)を~」をキーワードに、ロビーや客室のしつらえ、ゲストに寄り添うスタッフのおもてなしから生まれる心地よさを追求しています。

ホテル1階には関西初出店となる〈サダハル・アオキ・パリ 烏丸御池店〉。

ホテル1階にはパリを拠点とし、世界をリードするパティスリー〈サダハル・アオキ・パリ〉が関西初出店。定番のマカロンやショコラ、スペシャリテの「バンブー」などをはじめ、烏丸御池店の限定商品として、「ミルフォイユ ダイナゴン オ マッチャ」なども販売しています。

二面ガラス張りの解放感あふれるコーナーバルコニーなど客室も充実。

スイート1室を含む全125室の客室は、シンプルで洗練された和のエッセンスも加わったデザインに、開放感のある水回りで、居住性を重視した間取りとなっています。

特におすすめは、南西側の角部屋で約50平米の広さと開放感を誇る全6室あるコーナーバルコニーの客室。御池通に面したバルコニーからは、祇園祭の山鉾や時代祭の行列巡行を眺めることもできる、いわば京都の特等席です。

京都の街並みをベッドからもソファからも、デスクからも眺められ、その極上のロケーションはまさにディスティネーションホテル。大パノラマで広がる京都中心地の景色を独り占めできる場所は、他にそうないでしょう。

各客室にはネスプレッソとミネラルウォーターのほか、緑茶や紅茶などのアメニティが無料で備えられています。ネスプレッソはカフェインレスタイプも用意してあるところに、客室でリラックスしてほしいという配慮を感じます。

またコーヒーカップやグラスのほか、1階のパティスリーで購入したスイーツを客室で楽しめるよう、カトラリーとプレートも完備。そのほかバスアメニティも環境に配慮し、籾殻を配合した原料や再生プラスチックを使用、紙の包材を利用した製品が備えられていました。

宿泊者は無料でアフタヌーンティーやカクテルタイムを楽しめる〈アイコニックラウンジ〉。

このホテルをおすすめしたい理由の一つに、宿泊者は無料で利用できる約200平米の宿泊者用ラウンジ〈アイコニックラウンジ〉の存在があります。「SAJIKI」「OKU」「TERRACE」の3エリアに分かれ、シーンに合わせてお好みのエリアを利用できます。

桟敷席をイメージした「SAJIKI」はゆったりとしたソファに身をゆだねてくつろぐことができる空間で、祇園祭の山鉾が通る御池通を一望できます。「OKU」は集中してビジネスワークなどができるよう奥まった場所にあり、コーヒーを飲みながらPCや資料を広げやすい広めのテーブル付近にはコンセントが用意されています。「TERRACE」は、その名の通りテラスに出ることができる席となっており、ファイヤーピットの火を眺めながら、京都の街の音や匂いを体感できます。

ラウンジの営業は10:00~21:00で、終日コーヒーや紅茶などのソフトドリンクを味わえます。コーヒーは京都〈小川珈琲〉のバードフレンドリー(R)認証コーヒーを採用しているほか、〈Tearoom〉の和紅茶も揃います。

このラウンジでぜひ体験していただきたいのが、宿泊者は無料となる14:00~17:00のアフタヌーンティータイムと、17:00〜21:00のカクテルタイム。

アフタヌーンティータイムには、ホテル1階にある〈サダハル・アオキ・パリ〉のスイーツが、カラフルなアフタヌーントランクで提供されます。中には〈サダハル・アオキ・パリ〉のシグネチャースイーツでもある抹茶とナッツのハーモニーが美しい「バンブー」と、この日はカシスの甘酸っぱさとクランブルの食感が楽しい「カシスィエ」のほか、日替わりのマカロンやカヌレ、烏丸御池店限定の抹茶のマドレーヌが入っていました。

連泊する方にはスイーツの内容を少し変えてくれたり、クリスマスやバレンタインなどの際には、季節イベントに合わせたスイーツが用意されるという心配りもあります。

カクテルタイムには、ホテル1階のイタリア料理店〈シンクロニア ディ シンジハラダ〉によるアペタイザープレートのほか、フィンガーフードと、アルコールを含むドリンクを味わえます。この日のアペタイザープレートは「タコのアフォガード」「赤茄子とズッキーニのバルサミコ酢味噌ソース」「ゴルゴンゾーラのムース」の3品。このほかフィンガーフードとして「京都オリーブ」や「京ピクルス」「栗とさつまいもの秋色白和え」などもラウンジの冷蔵庫に並び、自由に味わうことができました。

アルコールにはスパークリングワインや赤・白ワイン、ビールのほか、〈玉乃光酒造〉の有機JAS認定を取得した山田錦のみで醸した「純米吟醸GREEN」といった京都ならではのお酒も並びます。

ゆらめく炎と夜の京都の街並みを眺めながら、心安らかにアペロを楽しめる素敵なカクテルタイムでした。

メディテーションルームと大浴場でリラックスタイム。

同ホテルが他のホテルとひと味違うのが、京都の市街地にありながら大浴場とメディテーションルームからなるウェルネスエリアがあること。マインドフルネスを体験できるメディテーションルームは、「blank」と「tea」の二つの部屋で構成されています。

真っ白な部屋の中に雲のような腰掛けが中央に鎮座する「blank」は、幾重にも重ねられた多彩な音が響きあい、さまざまな色の光が移ろう空間でひんやりとしたミストの中に佇み脳に余白(blank)をつくるメディテーションルームです。スマホやPCなど、どこか一点を見つめていることが多い日常生活を離れ、視界をミストが包むおぼろげな空間に佇むことで、目も頭もリラックスします。実際に体験してみるとミストに包まれ、心も体も潤うようなそんな心地でした。

「tea」。
「tea」。

「tea」は、ほの暗い空間の中でお茶を淹れ、お茶の香りに意識を向けることで、視覚からの情報を減らし、嗅覚に集中するメディテーションルームです。お茶は「半発酵ほうじ茶」「アールグレイ煎茶」という、香りと味わいの異なる2種類のお茶を味わうことができます。部屋の中央に滴り落ちる雫の音と、波紋を照らす小さな光、それを反射する鏡でできたテーブルたちが、神秘的な雰囲気を醸していて、心静かなひと時を過ごすことができました。

大浴場は、スタイリッシュな黒と白で統一されています。湯船には、京都産の檜間伐材を加工した直径約16cmの檜玉が浮かんでおり、ほのかな木の香りを嗅ぎながらリラックスして入浴することができます。

ミシュランスターシェフが手がけるイタリアンの朝食も見逃せない。

こちらのホテルでは、朝食をホテル1階に構えるイタリア料理店〈シンクロニア ディ シンジハラダ〉でいただくことができます。東京・銀座のリストランテ〈アロマフレスカ銀座〉のオーナーシェフとして、16年連続で『ミシュランガイド東京』にも掲載されている原田慎次氏が関西初出店の店舗として手がけたレストランです。

原田シェフも初の試みとなる朝食は、「カラスミ バーニャカウダ」や「煮アナゴのカルトッチョ」「蝦夷豚のサルシッチャ 小豆島燻製醤油」などの小鉢6種に、選べるメイン料理の付いたセットメニューで提供されます。

メインは「朝パスタ」、野菜のパン粥である「パッパ」、シェフが選んだ青のりや穴子昆布、漬物を合わせた「御飯と椀物」の3種類。この日の朝パスタは「明太子と甘酒 九条ネギのスパゲッティ」でした。

朝からイタリアンはちょっぴり重いかな、と思ったのですが朝でも食べられるよう軽い仕立てにアレンジされており、バランスの良い食事で気持ちよく1日をスタートできました。一般的なホテルの朝食とは一線を画す、このホテルだからこそ体験できるスペシャルな朝食であると感じました。

ロビーフロアの奥はバーになっている。
ロビーフロアの奥はバーになっている。

京都観光にも便利な立地ながら、独自のマインドフルネスな体験や、アイコニックなサービスを提供している〈ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都〉。いつもと一味違う京都旅のステイ先として、候補にしてみてはいかがでしょうか?

〈ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都〉
公式サイト

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