ホテル70周年の歴史と技術を集めた人気の味。 上質を味わう〈ホテル椿山荘東京〉のクリスマスケーキとスイーツ。
2022年が70周年にあたる、伝統ある〈ホテル椿山荘東京〉。クリスマスケーキやスイーツも記念の年にふさわしい華やかで上質なものばかりです。10月12日の予約スタートを前に試食の機会をいただいたので、その味をご紹介します。
厳選素材を使用した3種類のクリスマスケーキ。
〈ホテル椿山荘東京〉のクリスマスケーキ、3種類のうち「極 ガトー・オー・フレーズ」は例年大人気のケーキ。2021年には予約開始からたった2時間で完売しました。
福岡産あまおうとブルーベリー、シャンティクリームにパールクラッカンのトッピングが上品です。
スポンジは、那須高原で平飼いされた有精卵「卵皇」を使い、砂糖は上品な甘さの和三盆、発酵バターでコクを加えています。生クリームは北海道産の脂肪分の高いものをメインにブレンド。いちごは福岡産のあまおうをチョイス。厳選した素材ばかりが贅沢に使われます。
クリームの水分を吸わせるため、スポンジにはシロップを打たずに仕上げているとのこと。クリームは濃厚なのにしつこくなく、コクも感じるスポンジといちごの甘味と酸味の組み合わせはまさに正統派。
「クリスマスモンブラン」は、マロンクリームを着物がふんわりと折り重なるようなイメージでデコレーションしたとのこと。チョコレートで作った雪の結晶が季節を演出します。
ケーキ上部にたっぷり絞ったフランス産マロンクリームの下は、シャンティクリーム。さらになめらかさのなかに甘い香りのメープルのクリームブリュレ、マロングラッセが重なります。土台には、シナモンがかすかに香るダックワーズで、フランス・ゲランド産のフルールドセルを使った塩キャラメルのバタークリームとキャラメリゼしたヘーゼルナッツを挟んでいます。
異なる食感や味が幾重にもなり、全体の調和も見事です。
「ブッシュ・ド・ノエル・ピスターシュ」は、鮮やかなピスタチオグリーンとベリーの赤を組み合わせたクリスマスカラーのケーキです。
土台になっているショコラクッキー、トップに重ねたバニラとジンジャーの2種類のクッキー、さらに赤いストロベリージャムが7カ所。お話が始まりそうなデザインもクリスマスパーティーの雰囲気を盛り上げてくれそうです。
表面を覆うピスタチオクリームを口に入れるとピスタチオの濃い味と香ばしさに驚きます。ピスタチオの色と香りを生かすためにローストとプレーン、2種類をブレンドしているそうです。
ピスタチオクリームの下にはショコラムース、チョコレートと相性のいいオレンジクリーム、ビスキュイショコラ、サクサクしたフィヤンティーヌが隠れていて、食べ進むごとそれぞれの食感の楽しさを感じます。
上質なビーフを使ったフィリングがたっぷりの「クリスマスミートパイ」が新登場。
3種類のケーキと同じく10月12日から予約が始まる「クリスマスミートパイ」は今年新登場です。
フィリングのボロネーゼは、ホテルの料理長が自ら準備。ウエディングなどで使われる上質な牛肉の切り落としを、食感がしっかり残るよう手切りにし、赤ワインで煮込んでいます。さっくりした食感のパイ生地にはパルメザンチーズの香りと塩味が効いていて、お酒が進みそうです。
ご褒美にもぴったりな3種類の「クリスマススイーツ」。
手土産や少人数でのパーティー、自分へのご褒美にぴったりなクリスマススイーツも3種類用意。
「クリスマスピスターシュ」はビスキュイ、バタークリーム、ヌガティーヌとピスタチオを3つの素材にして使い、グロゼイユやチョコレートをトッピングしてクリスマスカラーに仕立てたケーキです。マロンクリームやシャンティクリーム、無花果の赤ワイン漬けなどを組み合わせた「モンブランツリー」はお皿の上にのった小さなクリスマスツリーのようです。
クリスマスの定番「クリスマスシュトーレン」も。シュトーレンの生地の中には半年以上じっくりラム酒につけたいちじくとアプリコットなどのドライフルーツとアーモンドスライスが混ぜ込まれていて風味豊か。生地に抱き込まれた棒状のローマジパンにホテルの伝統が感じられます。
おいしいものに目がない人が集まるパーティーの予定がある人や、この1年がんばった自分に極上のケーキやスイーツでご褒美したいという人は、早めの予約がおすすめです。
ホテル椿山荘東京「クリスマスケーキ2022」
■予約期間 2022年10月12日(水)~11月30日(水)
■予約・問い合わせ:03-3943-7613(10:00~18:00)
■店頭引渡し 2022年12月23日(金)~12月25日(日)
■公式サイト