〈俺の〉シリーズから原点回帰の新業態誕生。 新橋〈俺の天ぷらバル〉オープン。高級食材の天ぷらでちょい飲みも。
高級食材を使って一流シェフが手がける料理をリーズナブルにいただける〈俺の〉シリーズが、天ぷら店〈俺の天ぷらバル〉をオープンしました。目の前で揚げてくれる天ぷらはもちろんお手軽価格。1杯と2〜3品といったちょい飲みも楽しめる〈俺の天ぷらバル〉の魅力をご紹介します。
天ぷら店でも一流シェフの技が光る〈俺の〉スタイル。
2012年に開いた〈俺のフレンチ〉を皮切りに、イタリアンや割烹、焼肉など高級食材を一流シェフが調理し、手頃な価格で提供してきた〈俺の〉シリーズ。
スタートから10年にあたる今年、新たな業態、天ぷらのお店をオープンしました。場所は創業の地でもある新橋で、着席の店舗が増えたなか、スタンディングスタイルに。〈俺の〉シリーズにとって原点回帰なのだとか。
まずは〈俺の〉シリーズ名物の「俺の泡」(580円)で乾杯。なみなみと注がれたグラスは、動かすと中身がこぼれてしまうのでひと口目はグラスに近付いていただきます。
天ぷらに合わせたい全6種類のこだわりの調味料も。
最初の天ぷらは「新潟産 黒舞茸『真』」380円。卓上の「マルドン スモークソルト」を少し付けていただくと、口に入れた瞬間から舞茸の香りを強く感じます。そしてサクッと噛むとみずみずさが口の中に。
次にいただいたのは「ゴールドラッシュ(とうもろこし)」280円。こちらには南フランスの「カマルグの塩」を少し。とうもろこしの粒から溢れる甘みを引き立ててくれます。
こだわりの調味料は備え付けられた2種類の塩以外に「雲丹醤油」、「トリュフポン酢」、特製の出汁を使った「天つゆ」、「バジルソース」の6種類あります。
バジルソースは別料金ですが、「雲丹醤油」と「トリュフポン酢」はおかわりのみ有料で、天つゆはおかわりも無料です。なお、お通し料金はありません。
そして次にいただいたのが天ぷらの定番「天然大海老(1尾)」480円。卓上には2種類の塩のほか、雲丹醤油、トリュフぽん酢天つゆ、バジルソースの6種類が並びますが、どの調味料やソースでも合うとのこと。濃厚な「雲丹醤油」を合わせました。
口直しとしていただいたのが「フルーツトマトの丸ごとピクルス」380円。甘みの強いフルーツトマトのピクルスにジュレ状にしたピクルス液がたっぷり添えられています。フルーツトマトはもちろんですが、このジュレが天ぷらの合間に美味。通常のピクルス液より甘いとのことですが、酸味がしっかり感じられて口の中がさっぱりします。
続いて登場したのが数量限定の「まるごと蝦夷アワビ」999円。アワビと肝がカットされた状態で揚げられていて、噛んだときの柔らかさは想像以上です。本格的な「バジルソース」と肝を合わせてみると濃厚で複雑な味わいが楽しめます。
そして「U・NI・KU~和牛×大葉×ウニ~」(999円)は薄切りの和牛肉に大葉を合わせて風味のいい天ぷらにし、さらにとろりとした雲丹をのせています。「トリュフポン酢」か「マルドン スモークソルト」がおすすめとのこと。
〆はもちもちの十六穀米を天茶スタイルで。
〆にぴったりなメニューが「TTKG〜玉子天かけご飯トリュフだれ〜」380円。ほんのりピンクの十八穀米に玉子天ぷら、トリュフを使った自家製の和風だれを合わせています。玉子天ぷらの黄味はもちろん半熟でとろーり。
出汁が用意されているので、そのまま少し食べてからかけてもらいました。お出汁、玉子に揚げ衣、トリュフだれがミックスしたなかに、もっちりした十八穀米が加わって、味も食感もお腹も満足。卵かけご飯と呼ぶには贅沢なご飯ものです。
天ぷらのメニューは、安いものは1つ180円というリーズナブルさ。〈俺の天ぷらバル〉で、天ぷらでちょい飲みを楽しんでみては?
〈俺の天ぷらバル〉
■東京都港区新橋3-9-9 喜三郎ビル1F
■03-6452-8153
■16:00~23:00、土11:30~14:00、16:00~23:00(日祝~22:00)
■無休
■29席(すべてスタンディング席)
■公式サイト
※メニューは変更になる可能性もあります