美術品倉庫の中に現れたカフェレストラン。 知的好奇心を刺激するカフェ〈safn° (サフン) 〉が、〈KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS〉にオープン。
2022年6月1日、東京・墨田区の〈KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS(カイカ トウキョウ バイ ザ シェア ホテルズ)〉1階に、カフェ〈safn°(サフン)〉がオープン!ヴィーガンのフードメニューや地元のロースタリーで焙煎したコーヒーは、どちらも身体にじんわりと広がっていきます。
〈KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS〉(以下〈KAIKA 東京〉)は、アート作品を公開保管する、アートストレージとホテルが融合したコンテンポラリーアートの新しい拠点。元倉庫ビルをコンバージョンした空間に、アートギャラリーのための9つのアートストレージと、一般公募『KAIKA TOKYO AWARD』により集められた作品を収蔵展示し、アートシーンの舞台裏のような場で国内外のゲストに新しい鑑賞体験を提供しています。
〈safn°〉は、〈KAIKA 東京〉1階にオープン。
グレーの扉を押し開け進むと、右手奥に開けたカフェの様子が見えてきます。
フードにペアリングしたい、スペシャルティコーヒー。
特にコーヒーにはこだわりがあり、地元・墨田区のロースタリーである〈BERTH COFFE(バースコーヒー)〉にオリジナルブレンドを焙煎してもらっているのだそう。
現在、豆は2種類。エチオピア、またはブラージュのどちらか好きな方を選び、その場でハンドドリップをしていただけます。
「浅煎りのコーヒーは、ドリップしてあげると深みが増しておいしいんです。フードメニューに柑橘をつかったものが多いので、相性抜群だと思います」(safn°/田野ヒロキさん)
コーヒーのほかにも、日本茶やスムージー、クラフトビールやワインにウイスキーまで。
ふらりと夜飲みに訪れても大満足できる豊富なメニューが揃っています。
大満足のブレックファストメニュー。
ホテル宿泊者はもちろん、7:30〜9:30の間であれば、誰でも食べることのできる朝食メニューは2種類。
「ヴィーガン ブッダボウル」は、大豆のミートソースで食べる、タコライスのようなひと皿。紅芯大根の塩麹漬け・グリルズッキーニ・キャロットラペ・大豆ミンチのミートソース・アボカド・キヌアミックス・ひよこ豆・スプラウツが入り、栄養満点!
口に入れると、シャキシャキ、プチプチッ!と、さまざまな食感が掛け合わされながら、それぞれの素材の味わいをしっかり感じることができました。
動物性のものは一切使用していないため、ボリューミーではあるものの、最後までさっぱりといただけます。朝からしっかり食べたい人には、特におすすめです!
「鶏胸肉のコンフィ」は、しっとりとした鶏胸肉に、色鮮やかな野菜が添えられたタルティーヌ。
墨田区本所にある〈BAKERY 1960 (ベーカリー イチキュウロクマル)〉のバゲットは、クラムがもちっとしていて食べやすさを感じました。
ソースやレモンがアクセントになって、浅煎りのエチオピアとのペアリングが、もう最高!
朝食メニューには、メインのほかにスープ&ドリンクつき。
早起きした朝に“朝活”しに行きたくなります。
目に楽しく、身体にやさしいフードメニュー。
カフェタイム&ディナータイムには、ブッダボウルはもちろん、朝食には登場しなかったタルティーヌやスープもお目見え。
“ちょい飲み” のおつまみでも、小腹が空いたときの軽食にしてもよさそうです。
もちろん、甘党向けメニューも揃っています。
この日いただいたデザートメニューは、「抹茶ティラミス」。
抹茶は、京都・山政小山園の「槇の白」を使用するこだわりで、スポンジケーキにも抹茶がしっかり染み込んでいました。
マスカルポーネのなかには、季節のフルーツが!この日はいちごでしたが、季節によっていちじくなどに変わるそう。甘さにちょっと酸味が加わるだけで、ぐんと満足度が上がります。添えられたこし餡のあんこ玉は、味変にちょうどいい大きさ。これはまた食べたい!
そのほか、アメリカンサイズの9号の型を使用したマフィンも。
朝食をしっかり食べなくてもいいという人は、マフィンとコーヒーで軽く済ませるのもいいかもしれません。
アート作品の間近で、スペシャルティコーヒーと、ヘルシーなヴィーガンメニューをいただく贅沢。コーヒーが本当においしくて、近所にあったら常連になりたいと思うほどでした。
アートを楽しむのもよし、コーヒーを楽しみにくるのもよし。
いろんな使い方のできるカフェ〈safn°〉。浅草に訪れる際には、お立ち寄りくださいね。