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自分史上最高においしい炊き込みごはんを作る! 〈にほんものストア〉の「農家さんのサブスク 米」で炊き込みごはんに挑戦!
元サッカー日本代表の中田英寿さんがクリエイティブディレクターを務める〈にほんものストア〉は、中田さんが現役引退後の旅のなかで、実際に足を運んできた日本全国約3,000カ所のなかから厳選した逸品などが見つかるオンラインストアです。前回は、『お米選びで人生を豊かに!〈にほんものストア〉で「農家さんのサブスク 米」』で、「朝食にぴったりなお米」2種類と「カレーにあうお米」2種類の他に、サブスクのメリットなどを紹介しました。今回は、「お米の炊き方の基本」と、「炊き込みご飯に合うお米」を2種類紹介します。
お米の炊き方によっておいしさが大きく変わる!?「お米の炊き方基本」。
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にほんもの米マスター秋沢毬衣さんに「お米の炊き方基本」を伺いました。
【計量したお米をお釜に入れたらパパッと洗米!】
最初の水は、お米にとぎ汁が吸収しやすいので、ヌカの匂いがお米に移らないように、手早くお水を捨てる事がポイント。お水をお米が全部浸るぐらい入れ、手で軽くお米を2~3回転させ、そのあと素早くお水を全部捨てましょう。
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【研ぐときの手は「クマの手」で!】
お米はとてもデリケート。お米に無駄な力がかからないように“クマの手”で洗います。
米粒の中に手を入れたらクルクル円を描くように回し、20回ほど円を描いたら、水を入れて出てきた米ぬかを洗い流します。これを2~3回繰り返します。
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【お米にお水をしっかり「浸漬(しんせき)」させる】
「浸漬」とは、お米を水に浸すこと。最初に計ったお米のグラム数の1.45倍。300g(約2合)のお米なら435ccのお水で浸漬させます。季節によって変わりますが、夏場(水温25度前後)は30分、冬場(水温5度前後)は1時間が目安です。
【炊き上がったらすぐにほぐす!】
炊き上がったら、しばらく「蒸らす」と思っていましたが、今の炊飯器には蒸らし機能が付いていて、炊き上がったときはすでに蒸らされているそうです。まずはお釜の中のごはんを十字に切り、ごはん粒をつぶさないように、空気を含ませて蒸気を逃がすように、優しくほぐしましょう。
素材の旨みをシンプルに味わう炊き込みごはんに合うお米「岩手県産たかたのゆめ」。
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岩手県産陸前高田市の「たかたのゆめ」は、ふんわりと柔らかい食感と粘りが特徴。野菜類や魚介類などのアッサリとした味付けの炊き込みごはんに合うそう。
「たかたのゆめ」では、旬のタケノコを使って炊き込みごはんを作りました。白だしで煮たタケノコと煮汁でシンプルに炊いた炊き込みごはんは、お釜の蓋を開けるとムワッ!と春の香りが立ち込め、さっそくお腹がグーッと鳴りました。シャキシャキとしたタケノコと、お出汁のしみたふっくらごはんがたまりません。
甘しょっぱい炊き込みごはんに合うお米「特別栽培米宮城県産だて正夢」。
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宮城県角田市の「特別栽培米宮城県産だて正夢」は、具材の多汁性をコーティングし、お米の1粒1粒がしっかりしているお米です。モッチリとおこわのような食感が、甘しょっぱい炊き込みごはんにピッタリなので、「だて正夢」では、鶏五目炊き込みごはんを炊いてみます。
小粒ではあるものの、強い粘りとモッチリとした食感が特徴です。炊き込みごはんの他には、うなぎや牛丼など汁の多いメニューとも相性が良いそう。普通に白米を炊く場合は、通常の水位線の2mm下に合わせるとちょうどよく炊けますが、炊き込みごはんの場合は、通常の水加減で◎。
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炊き上がる前から部屋中に甘しょっぱい香りが漂い、炊き上がるまでの間何度お腹が鳴ったことか……。
炊飯器の設定を「炊き込みごはん」にしたので、おこげができてました~!
モッチモチで粒肌がしっかりとしたお米は本当におこわのようで感動。2合ずつ炊きましたが、お米はまだまだあるので、また違った具材の炊き込みごはんにチャレンジできます。
料理によってお米を選ぶってとても贅沢! 新生活で毎日頑張っている自分へのプチご褒美として、おいしいお米を味わってみてはいかがでしょうか。
〈にほんものストア〉
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■農家さんのサブスク 米