恋人の仲が深まるスポットとして今注目されている。 パートナーと巡りたい“新”恋愛の聖地、熊本・阿蘇市。
阿蘇と聞くと、雄大なカルデラや広大な草原の風景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回はまだあまり知られていない、パートナーと巡るのにぴったりな阿蘇のデートスポットをご紹介いたします。
女子力の高い女神様を祭る〈子安河原観音〉はカップルで訪れたいパワースポット。
「子授かり・安産」の守り神として有名な〈子安河原観音〉は、フランピングビレッジ横の道を登った先にあります。
子授けを願う人は祈願のうえ、河原の石を持ち帰り股にはさむと必ず子宝に恵まれると言い伝えられているのだそう。しかも、子どもの産み分けまで叶えてくれるのだそうで、黒く重い石を持ち帰れば男の子、赤い軽めの石を持ち帰れば女の子を授かると言われているんだとか。実際に子どもができたというお礼の手紙が展示されていたり、お礼の絵馬も沢山飾られていました。
ご利益のあるパワースポット〈子安河原観音〉は、恋愛にもご利益があるという噂も。石を拾いに行く際は、足場が悪いのでスニーカーなど歩きやすい格好で行くことをおすすめします。
水基巡りで知られる門前町商店街の〈丹波屋〉で水みくじ。
「水基」と呼ばれる湧き水が、阿蘇神社周辺の〈門前町商店街〉の通りに存在します。昔は各家庭で湧き水を利用していましたが、美しい水をもっと多くの人に飲んでもらいたいという思いから、「水基」を通りに面した場所に設置して道往く人々にふるまっているのだそう。各店舗で水基の名称は異なっており、ユニークな名前がつけられているのも魅力のひとつです。
老舗文房具店〈丹波屋〉では、手ぬぐいで巻かれた水みくじが販売されています。白紙の紙を水に浸けると熊本弁のメッセージが浮き出てくるのですが、会話のネタにもなるので商店街を訪れた際にはぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
ちなみに門前町の先にある「高砂の松」は阿蘇神社の境内にあり、別名”縁結びの松”と呼ばれています。良縁を望む人は、女性は右回りに2回、男性は左回りに2回、松の周辺をまわると願いが叶うとされています。
素敵な夫婦が営まれているカフェ〈オルモコッピア〉。
〈オルモコッピア〉はご夫婦で営まれている、築150年の蔵を改造したカフェ。ご実家の蔵を引き継ぐ際に、2本の欅の木は大事にしてほしいと伝えられたことから、店名の由来はにもイタリア語で欅を意味する「オルモ」、一対を意味する「コッピア」とつけたのだそう。
お料理に対する熱い情熱を持ったご主人と、お話することが大好きな明るい奥様の関係もとても魅力的で、こんな夫婦になりたい!と思わせるような幸せな雰囲気に包まれます。
趣のある店内は、テーブル席はもちろん、少し区切られたお席もあるので、周りを気にすることなくふたりの時間を楽しむこともできます。
人気メニューは3種の車麩が乗った「畑の野菜のワンプレート」。このお野菜プレートを求めて訪れるリピーターさんも多いのだそう。こだわりのオーガニック野菜や、エディブルフラワーを使っているので、とても華やかで見た瞬間に心が踊ります。ドレッシングひとつとってもこだわっていて、野菜の旨味が引き立つよう手間ひまかけてつくられており、野菜のおいしさにあらためて感動しました。
スープやデザートは季節によって旬のお野菜を使用しているとのことで、季節を変えて何度でも訪れる理由にもなりますね。
草千里を一望できるロースタリーカフェ〈草千里珈琲焙煎所〉。
阿蘇の話題のスポット〈草千里珈琲焙煎所〉。焙煎機も備えているので、焙煎から提供まで全て店内で完結します。白・グレーを基調とした店内には、カウンターやテーブル席はもちろん、テラス席もあり、どの席に座っても草千里の美しい景色が楽しめます。
コーヒーだけでなく、水出し緑茶や抹茶ソーダなどドリンクの種類も幅広いので、コーヒーが苦手な方でも楽しめます。おしゃれな店内はもちろん、〈草千里珈琲焙煎所〉のドリンクを持ってドライブも良いですね。
〈阿蘇市〉に訪れたら、パートナーとの仲も深まること間違いなし。
いかがでしたか。阿蘇には広大な自然以外にも魅力的なお店やスポットがたくさんあります。阿蘇旅行を通してパートナーとの仲もきっと深まるはず。次のお休みの際には、熊本県阿蘇市を訪れてみてはいかがでしょうか。