恋人の仲が深まるスポットとして今注目されている。 パートナーと巡りたい“新”恋愛の聖地、熊本・阿蘇市。
阿蘇と聞くと、雄大なカルデラや広大な草原の風景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回はまだあまり知られていない、パートナーと巡るのにぴったりな阿蘇のデートスポットをご紹介いたします。
阿蘇の食材を使った身体に優しいメニュー〈Tien Tien(ティアンティアン)〉。
阿蘇神社から車で2分の場所にある築100年以上の女学校跡地にあるカフェ〈TienTien〉。フランスに在住経験のあるオーナーの山田さんが、13年前にマクロビのお店としてオープンしました。店内にはフランスを思わせるような、アンティーク家具が置かれています。
おすすめは入って左手に位置する窓際のカウンター席。春には桜の木が、秋にはトンボが飛ぶ様子など窓からは一年中阿蘇の美しい四季が楽しめるのだそう。
〈TienTien〉は、地元阿蘇のお野菜や、フルーツ、牛乳をふんだんに使ったメニューが自慢のカフェです。カップルで訪れる際は、2種類を注文してシェアするのも良いですね。カフェご飯と聞くと、ボリュームの少ないイメージがありますが、〈TienTien〉のランチは満足のいくボリュームなので、男性とのデートにもおすすめ。
ランチだけでなくスイーツセットも人気で、特にヴィーガンのフルーツタルトを求めて訪れる方も多いんだとか。阿蘇神社周辺を巡った後に、カフェとして利用するのもいいですね。
売り切れ次第終了!の人気ドーナッツ店〈MARUGO DONUTS〉。
県外から足を運ぶ方も多い〈MARUGO DONUTS〉。店内に入ると、気さくなオーナーの岡村さんご夫婦が暖かく迎えてくれます。
ドーナッツはセルフで取ってレジでお会計するスタイル。どれもおいしそうで迷ってしまいますが、はじめての方はぜひプレーンを選んでみるのがおすすめ。〈MARUGO DONUTS〉のこだわりは、木村豆腐店さんのおからと阿部牧場さんの牛乳、揚げ油には米油を使用しているので、くどくなく、食感ももちもち。それでいて、かわいい見た目から想像できない、しっかりとした食べ応えがあります。
オーナーの岡村さん自身が、甘すぎるドーナッツが苦手ということもあり、自分好みの甘さ控えめなドーナッツにこだわったそう。シンプルなのにそれがクセとなってまた食べたくなる、そんな味です。
晴れた日には、テイクアウトして見晴らしの良い場所でピクニックしたり、ドライブのお供にするのもおすすめの楽しみ方。土日や祝日にはお昼には売り切れてしまうそうなので、気になる方はぜひ午前中に訪れるスケジュールで予定を組んでみてはいかがでしょうか。
フィンランドサウナも楽しめる内牧温泉旅館〈親和苑〉。
阿蘇では珍しいフィンランド式サウナがある内牧の温泉旅館。代表の松岡さんがバリのウブドや、大分のサウナのまち「豊後大野市」からインスピレーションを受けてつくったのだそう。水風呂も冷水・ぬるま湯の2種類用意してあり、中庭にはハンモックも。ふたりでサウナを楽しみ、美人の湯として知られる内牧温泉で美しくなる、なんて最高のコースが叶います。
また、芸能人もお忍びで訪れるほど、プライベートな時間を楽しむことができるのも魅力のひとつ。館内は「本館」と「離れ」がありますが、専用露天風呂のある「離れ」が人気とのこと。露天風呂付き客室は自分たちのペースでゆっくりと寛ぐことができるのが嬉しいですよね。
御料理宿としても知られる〈親和苑〉。総料理長こだわりの、素材を活かした料理が並びます。地元の野菜をふんだんに使用していて、自家製の漬物も人気。おいしいお料理と心地の良い接客に感銘を受けてリピートされるお客様も多いのだそう。ゆっくりと過ごしたいカップルにおすすめのお宿です。