スペインのバルセロナで生まれた芸術家、ジュアン・ミロの展覧会コラボメニュー！ 渋谷〈ドゥ マゴ パリ〉などで〈Bunkamura〉『ミロ展―日本を夢みて』のコラボメニューが登場中！

スペインのバルセロナで生まれた芸術家、ジュアン・ミロ（1893〜1983年）。ピカソと並ぶ現代スペインの巨匠として日本でも広くその名は知られていますが、ミロの創作活動の裏側には日本文化への深い造詣があったことは意外なほど知られていません。

〈Bunkamura ザ・ミュージアム〉にて開催中の『ミロ展―日本を夢みて』では、若き日の日本への憧れを象徴する初期作品から代表作、そして日本で初めて展示されたミロ作品を通し、相思相愛であったミロと日本の関係に迫っています。さらに本人のアトリエにあった日本の民芸品や批評家の瀧口修造との交流を示す多彩な資料を通してミロと日本の深いつながりを紐解き、ミロというよく知られた画家を約130点の作品と資料で新たな角度から紹介しています。

そんな『ミロ展―日本を夢みて』の開催期間中、〈Bunkamura〉1階の〈ロビーラウンジ〉では展覧会タイアップメニューが登場。ミロの故郷であるスペインの代表的な料理・パエリアにサラダがついたセットを味わうことができます。

パエリアは香味野菜出汁のソフリットとともに炊き上げたお米に、エビやハマグリ、ムール貝やホタテ、アサリ、イカなどのたっぷりの魚介に、素揚げしたパプリカとインゲンがトッピングされた具沢山な一皿です。アクセントのレモンをお好みでかけると、より爽やかな味わいに。魚介のうま味がしっかりしており、ミロの出身地であるバルセロナの海の風を感じるようです。

〈ロビーラウンジ〉ではパエリアの他に、ミロの作品をイメージしたカクテル「ロホ・エスプーマ」も登場。スペインのスパークリングワイン・カヴァ（ノンアルコールはアップルタイザー）に、フローズンしたイチゴやブルーベリー、ラズベリーという3種の赤い果実や、ミロがよくモチーフに用いた花（エディブルフラワー）を浮かべ、サングリア風のドリンクに仕上げています。スペインではサングリアをスパークリングワインで割って飲まれることもあるそう。甘やかなベリーの香りと、キリッとした飲み心地で、春の陽気にぴったりな華やかな一杯でした。

〈ドゥ マゴ パリ〉ではスペインでも馴染みのある「チョコラーテ」が展覧会タイアップメニューとして登場。ミロの《絵画（カタツムリ、女、花、星）》にインスピレーションを受け製作された一品で、彫刻の切りくずや描線の太さなどは、削ったダークチョコで、クリーム色をホワイトチョコ、白色を生クリーム、赤色をベルローズで表現しています。 アルコールには、豊かなダークラムとビターオレンジの香りがするグラン・マルニエを使用した大人な味わいです。

生クリームと2種類のチョコレートが入ったグラスに、ホットチョコラーテを注ぐと、フワフワとグラスのチョコレートが溶けていきます。ちなみにスペインでは、チョコラーテと共にチュロスを浸して食べる習慣があります。今回〈ドゥ マゴ パリ〉の「ホットチョコラーテ」も、チュロスをセットにすることができます。甘塩っぱくカリカリのチュロスに、クリーミーなホットチョコレートが相性抜群。店内の雰囲気も相まり、異国情緒を存分に味わえました。

展覧会タイアップメニューはそれぞれ、チケット・QRチケットの提示で割引になるサービスも実施中。『ミロ展―日本を夢みて』を楽しんだ後に、作品をモチーフにした料理やドリンクで、展覧会の余韻に浸ってみてはいかがでしょうか？

〈ロビーラウンジ〉
■東京都渋谷区道玄坂2-24-1　1F
■03-3477-9185
■10:00～19:00（18:30LO）

〈ドゥ マゴ パリ〉
■東京都渋谷区道玄坂2-24-1　B1
■03-3477-9124
■11:30～21:00（20:00LO）

〈Bunkamura ザ・ミュージアム〉『ミロ展―日本を夢みて』
■公式サイト