木村ミサと本日のティータイム 作り手の想いを聞きながらいただく1杯。蔵前〈a drop . Kuramae〉の飲み比べコースを体験 LEARN 2021.11.30

みなさまこんにちは。木村ミサです。2021年も終わりに近づき、時間の流れが忙しなくなってきましたね。こんなときこそ、ゆっくりとした時間がほしくなってしまう…!そんな今回は、2021年のうちに絶対行きたかった〈a drop . Kuramae〉へ。お茶と向き合いながら、特別な時間を過ごしましょう。

【本日の1杯目】「中井侍銘茶」

蔵前 a drop . Kuramae

ちょうど取材日の前日、長野県の中井侍でお茶作りをしている方に会いに行っていたという店主。中井侍は約50年前からお茶作りが始まり、いまでもほとんどの農家さんが手摘みで茶葉を収穫しています。その日会いに行ったおばあちゃんは、1人で茶畑をきれいに管理していますが、飲む用にお茶は加工していないのだそう。

そんな日常にお茶が密着した地域でいただく中井侍のお茶は、日照時間が短いという地域性から、茶葉は柔らかく、なんと蒸し時間は20秒!蒸し時間が短いので、葉っぱの形状はそのまま。ピュアな味を楽しむことができます。一代でやっているお茶農家さんが多いため、なかなか出回らないお茶。私も初めていただくのがこの1杯ということで、とても楽しみ。

蔵前 a drop . Kuramae

熱湯で1分。ひらひらと湯の中で茶葉が開いていきます。早速いただくと、お茶本来の葉っぱの味を感じる。なんだか自然に来たかのような感覚。そして中井侍の方々のお話を聞いたことによって広がる、現地にやって来たような気持ちになる青々とした味。ピュアな茶葉の中にも甘みや渋みのバランスが整っていて、ガブガブとずっと飲んでいたくなるような、いつまでも変わらないお茶の味でした。

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