ハナコラボCLOSE-UP 「心身ともに健康でいるために食の大切さを、多くの女性に知ってほしい」/〈MOON TREATS〉代表・小松佐保さん
仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!
今回、紹介するハナコラボ パートナーは…
名前:小松佐保(こまつ・さほ)
年齢:33歳
職業:〈MOON TREATS〉代表
スイーツのサブスクリプションサービス〈MOON TREATS〉の代表として活躍する小松さん。「テーマは、“生理痛やPMSなど、ホルモンバランスの乱れに悩む女性のためのセルフケアブランド”。実は『PMSと摂取栄養素には相関性がある』という研究結果が出ています。“PMSと栄養価の関係性を知ってもらうきっかけになれば”という想いから、〈MOON TREATS〉では、不足栄養素が分かる『毛髪検査キット』または、簡単な質問にHP上で回答する『オンライン問診票』で、一人一人の不足栄養素を診断し、その人に合ったスイーツBOXを生理周期に合わせて提供しています」。
ブランドを立ち上げようと思ったきっかけは、コンサルティングファームで働いていた頃の経験。「実は私自身、いままで生理痛やPMSで悩んだことはなくて。けれど、同期の中には生理痛と戦いながら、深夜まで働いている子もいました。そのとき、女性がパワフルにキャリアを築くにはセルフケアが必須だと感じ、何かできないかという想いが芽生えたんです」。その後、フリーランスのコンサルタントとして独立し、アメリカのボストンへ移住。スタートアップ文化が根強い現地で起業家と会ったり、地球にもカラダにも優しいヴィーガンフードに出会ったりと、たくさんの刺激を受け、帰国後は1年、会社員として働きながら起業準備を進めました。
こうして、今年9月に〈MOON TREATS〉がスタート。「商品開発からパッケージのデザインまでかなりこだわりましたが、想像以上に大変で(笑)。サービスをローンチしてからが本当のスタートなので、ゴールはありません。こだわった点は、女性を全面に押し出したデザインにしないこと。例えばブランドカラーはピンクなどのガーリーな色ではなく、ブラウンや白のシンプルなカラーに。もう一つは、サービス監修医を付けたこと。情報にあふれているいま、信頼できない情報も多数存在します。信頼できるブランドであるためにも、監修医にサポートしていただきながら、海外の論文に基づいた情報の発信と商品開発をしています」。
今後の目標は?「〈MOON TREATS〉を通して『食を整えることで、心やカラダの悩みを緩和できる』ということを一人でも多くの女性に知ってほしいです。そしてブランドのミッションである『すべての女性を、我慢から解き放つ』を体現できるよう、女性たちが心身共にヘルシーでいられることで、自分らしく生きていける社会を実現していきたいです」。
【小松さんをつくる3つのこと】1.空き時間は〈世田谷公園〉でプチピクニック
起業してからというもの、仕事は自宅がメインに。「とはいえ、ずっと家にいると煮詰まってしまうので、時間が空いたら無理にでも外に出て〈世田谷公園〉へ。公園周辺のお店で飲み物や軽食を購入して、1時間ほどプチピクニックをします。日の光を浴びて、自然あふれる環境でのんびりすれば、心身ともにリフレッシュできますよ」。ちなみに、休日は友人とシートを持ってランチをすることも。