ハナコのSDGsライフスタイルブック 「宅配便は週に一度」「電球をLEDに」…暮らしにまつわる“9つのゼロカーボンアクション”
“脱炭素社会の実現”なんて言うと、なんだか難しそうだけれど、日々できることは意外と簡単で、もう始めていることも多いはず。まず、見直したいライフスタイルの基本をチェックしよう。今回は、暮らしにまつわるゼロカーボンアクションをご紹介します。私たちの生活に欠かせない電気などのエネルギーの節約や転換、住環境や移動手段、働き方など、どんな生活スタイルなら無理なく脱炭素社会に貢献できるのか。それがわかれば、私たちの未来も変わる。10月28日(木)発売 Hanako1202号「気持ちいい生活の選びかた。」よりお届け。
ACTION#01 宅配便は週に一度まとめて受け取る。
再配達などで使われるトラック燃料を削減するために、通販の利用が多い人は、曜日を決めて受け取る、置き配や宅配ボックス、コンビニ受け取りを利用するなどまとめる習慣を。
ACTION#02 エアコン暖房だけに頼らない。
家庭でのCO2排出量の用途別内訳は冷房と暖房が約18%を占めている。エアコン暖房だけでなく、省エネできる暖房器具やあったかアイテムでウォームビズできる環境を整えたい。
ACTION#03 電球をLEDのものに替える。
発電時にCO2を排出するので、家庭での節電は脱炭素アクションの第一歩。白熱電球、蛍光灯に比べLED照明は消費電力が少ない上、長持ち。率先して付け替えをしてみては?
ACTION#04 電力は再生可能エネルギーを利用する。
現在、日本のエネルギー供給は発電時にCO2を排出する火力発電が8割以上。CO2を排出しない太陽光、風力、地熱など再生可能エネルギーを使った電力に切り替えていきたい。
ACTION#05 お出かけはマイバッグ持参&自転車で。
ごみを燃やす時にもCO2を排出する。マイバッグ持参でごみを出さない配慮を。また、自動車はCO2排出量が多いので近い場所は歩く、自転車に乗るなど健康的な移動を心がけて。
ACTION#6 木と暮らす。
CO2を吸収して、自然環境を守ってくれる森林の存在はとても大切。生活にグリーンを取り入れるだけでなく、国産の木材を使い、植林や間伐材の利用にも貢献していきたい。
ACTION#7 将来のために省エネリフォームを学ぶ。
壁や窓だけなど簡単な省エネリフォームから、太陽光パネルの設置や、エネルギーを創り省エネするZEH(ゼッチ)など、住環境を整えるアイデアを知る。省エネ物件を選ぶのも◎。
ACTION#8 在宅ワーク中心にする。
テレワークやオンライン会議などを中心にして、在宅で仕事ができる環境づくりを。オフィスの電力消費を削減、車移動による通勤や出張などのCO2排出も抑えることができる。
ACTION#9 水道水を浄水して飲む。
水の輸送を少なくすることを考えてみる。ポーランド生まれの〈DAFI〉の浄水ボトルは飲みながら水を濾過。携帯しやすいサイズ感。300ml 2,250円
■(DAFIhttps://dafi.co.jp/)