季節の挨拶や特別なギフトに添えたい。 急なお礼にも使える!【銀座・日本橋】和紙舗が作る特別な便箋&ラッピング5選

LEARN 2021.07.13

メール等が主流となった今でも、もらうと嬉しくなる手書きのメッセージ。そこで今回は、季節の挨拶や特別なギフトに添えたい大人が使ってもおしゃれで可愛い和紙舗が作るちょっと特別な便箋&ラッピングをご紹介します。

1.手紙を書くなら、日本橋の老舗和紙舗〈榛原〉のレターセットを。

日本橋 榛原

(右)変わらないもの 木版摺 色ふちレターセット
便箋は、縁の部分にブラシで色を乗せて生み出す刷毛引きの手法。封筒は木版摺りで鮮やかに仕上げている。古くから愛されてきた定番アイテムの技法はそのままに、サイズをやや小さくしている。赤、青、橙、緑の4色展開。1,200円

(左)新しいもの ちいさい蛇腹便箋
ぽち袋とセットになった手のひらサイズの蛇腹便箋。麻の葉(右上)と松竹梅(右下)は〈榛原〉千代紙の図案。山みち(左下)は、竹久夢二が〈榛原〉のためにデザインした作品がもと。ちょっとしたメッセージカードとしても。各500円

〈榛原〉
店舗の壁は「色硝子」がモチーフ。光の加減で、表情豊かな菱型文様が浮かび上がる。
■東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー1F 
■03-3272-3801 
■10:00~18:30(土日~17:30) 祝、年末年始休 

(Hanako1177号掲載/photo : Nao Shimizu text :Akane Watanuki edit : Seika Yajima)

2.季節の挨拶に送りたいシルク刷はがき。

カーディガン31,000円(アンフィル|アンフィル 03-5775-3383)/スカート19,000円(MHL|アングローバル 03-5467-7874)/カットソーはスタイリスト私物
カーディガン31,000円(アンフィル|アンフィル 03-5775-3383)/スカート19,000円(MHL|アングローバル 03-5467-7874)/カットソーはスタイリスト私物

お香、書画用品、はがき、便箋、金封、和紙製品の専門店〈鳩居堂〉。同店の職人技が光る逸品はシルク刷はがきだ。四季折々の草花や風物を、シルクスクリーン印刷で鮮やかに表現。一枚で、その季節を感じることができるとファンが多い人気商品なのだとか。写真は、山吹、都わすれ、ガーベラ、ふじ、あじさいなど、春をイメージする花が描かれたもの。なかなか会えない友人への季節の挨拶に一枚いかが?シルク刷はがき各80円。

〈東京鳩居堂 銀座本店〉
書画用品、香、文房具を扱う老舗。常時、店内には1万点ほどの商品をそろえる。
■東京都中央区銀座5-7-4
■03-3571-4429
■11:00~19:00 1/1~1/3休

3.銀座ならではの一筆箋でぜひお手紙を。

鳩居堂

「銀座の街並みと鳩のイラストでご当地感のあるデザイン。急なお礼など、これくらいの便箋で一言添えられたらいいですよね」(嶋さん、以下同)。「一筆箋 銀座 よこ」380円。

4.正方形のポチ袋は切手入れにも便利です。

鳩居堂

「手紙用に鉄道シリーズの切手を買ってポチ袋で持ち歩いています。今年はオリンピックイヤーだからゴールドです」。「ポチ袋 市松模様(金・銀・紺各1枚入り)」270円。

〈東京鳩居堂 銀座本店〉
お香や和紙製品の老舗専門店「紙はコミュニケーションツール。手紙を書くときにさりげなく個性を出せるアイテムが充実しています。封筒に入れて香りを届けられる文香も、可愛い形がそろっていておすすめ」
■東京都中央区銀座5-7-4
■03-3571-4429
■11:00〜19:00 年始休

Navigator…嶋浩一郎(しま・こういちろう)/博報堂ケトルクリエイティブディレクター、編集者。「文具店には一日中いられます。銀座といえば〈銀座木村家〉本店2階で食べる日替わりサンドが好き。20年通っている歌舞伎座の中で買える〈赤とんぼ〉のサンドイッチは小さなサイズが絶妙」

(Hanako1183号掲載/photo:Nao Shimizu styling:Yui Otani text:Kana Umehara, Ayumi Shirasaka edit:Kana Umehara)

5.特別な贈り物のラッピングに和紙はいかが?

〈小津和紙〉

和紙や小物を販売する店舗、古文書類などを展示する史料館、和紙文化や日本文化と触れ合う教室など、和紙に関するモノが詰まった文化拠点としての〈小津和紙〉。ここには工芸用から封筒・ハガキなどの小物まで、多種多様な全国の和紙がそろう。いま、もっとも粋な和紙の使い方は贈り物のラッピングだそう。美濃落水紙(表の紙)600円、越中染紙(裏地のピンク)500円、水引300円、下に敷いた和紙 美濃落水笹入紙1,380円。

〈小津和紙〉
モットーは「温故知新」。創業から360年以上続く、日本橋の和紙の店。
■東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル
■03-3662-1184
■10:00~17:00日休

(Hanako1195号掲載/photo : Satoru Tada(Rooster)styling : Masashi Sho model : Mayumi text : Mayu Yamamoto)

Videos

Pick Up