その時、必要な行動は!? 防災クイズで学ぼう!いざという時の行動 vol.4『被災後の選択』
LEARN 2021.03.21
防災の備え、いざという時の行動は、判断に迷うシチュエーションも多い。覚えておきたい基本の考えやアクションを、防災アドバイザーの室崎友輔さんに教えてもらいます。今回は、被災後の選択です。
A1.「普段よく通る道。大きな地震のあとに通らないほうがいいのは?」
正解は…「いつもの通り道でも注意が必要!」
アンダーパスは、地震だけでなく台風など水害のあとも浸水や崩壊の恐れがあるので基本、避けて通ること。川沿いの道も増水がある場合などはもちろん通らないほうがいい。
Q2.「災害時に車を活用するなら?」
正解は…「混乱する都内では避難場所に。」
災害後、荷物の運搬などで車を使うこともあるが、備蓄などを置いて第二の避難場所として車を使うことを考えて。都内の移動では渋滞でガソリンを無駄遣いしてしまうことも。
Q3.「やむなく豪雨の中を移動。靴はどっちを履くべき?」
正解は…「厚底の運動靴がベストチョイス!」
長靴だと中に水が入ってしまい、歩きにくく、脱げやすい。運動靴は、がれきやガラスでケガをしないように、できるだけ底の厚いものを選んで、脱げないように靴紐をしっかり結ぶこと。
今回教えてくれたのは…室崎友輔(むろさき・ゆうすけ)
地域防災プランナー、アウトドア防災アドバイザー。防災学者の父の影響もあり、防災事業の道へ。