Hanako週末美容 美容コラムニスト・福本敦子がすすめる、おうち時間が充実する書籍4選。
こんにちは。ハナコラボの福本敦子です。コロナ禍で本を読む機会が増えた方は多いかも。ということで、今回はおうち時間を充実させる書籍を紹介します。
1.『しごととわたし』/梶山ひろみ・著
先日、Hanako.tokyoの連載「あなたに効く本、処方します。」でもおなじみの文筆家・木村綾子さんがポッドキャスト『福本敦子のきくこすめ』のゲストに来てくれました。
女性の生き方や本の話、読者モデル時代の話までたっぷり伺ったのですが、その中で紹介してくれたのがこちら、『しごととわたし』。さまざまな女性の仕事や生き方、ターニングポイントをまとめた1冊です。「誰かの人生ストーリー」って、とてもヒントを与えてくれるものですよね。そして、本は何気なく開いたページに不思議と自分に重なる言葉もあったりするからおもしろい。作家のよしもとばななさんや俳優の渡辺真起子さんなど、力強く、しなやかに生きる女性たちの経験から出てくる言葉が詰まっています。木村綾子さんとの対談もぜひ聴いてみてください。
2.『感じるところ』/森田敦子・著
「私は女性である」「そのことを喜びに感じている」状態って素敵なことだなと思います。もちろんジェンダーは自分で選べる時代になっていますが、どの「性」であっても自分のそれが気に入っていて大切に思うことは生きることに近い感覚で、大事なこと。森田敦子さんの書籍『感じるところ』は、自分のセクシュアリティを大切に思い直すきっかけになる1冊。膣まわりのケア方法だけではなく、性や自分自身に対する考え方、「こころ」の部分にまでつながる知識や経験が、優しくもしっかりとした言葉で紡がれています。こういう話ができる素敵な女性になりたいなと思わせてくれます。
そんな森田敦子さんと3月17日(水)20:00〜インスタライブをします。たくさんの女性に見て欲しいです。ぜひチェックしてみてください。
3.『今より全部良くなりたい 運まで良くするオーガニック美容本』/福本敦子・著
私の本も紹介させてください!コロナ禍になり、学生から50代の方まで改めてたくさんの方が読んでくれているみたいで、「生活が楽しくなった」「楽しみが増えた」と言ってもらえるのがうれしいです。美容は何かをカバーしたりダメなところを補強するのではなく、自分自身が楽しく生きるためにサポートしてくれるものだと思っています。その楽しみを分かち合えたらいいなぁと思って書いた1冊です。
4.『ココ・シャネルの言葉』/山口路子・著
生活にパンチラインが欲しいときに読む1冊。ココ・シャネルの名言をまとめたものですが、シャネルの写真の表情に、独特の美しさとすごみを感じます。これだけ長く人の記憶に残る女性ってなかなかいないですよね。気軽に読めるサイズ感と構成なので、寝る前の読書にぜひ。
本は自分と向き合う時間を作ってくれますよね。ぜひ参考にしてくれたらうれしいです。では、また次週!