あの人のビューティーライフ File#2 “美容オタク”のビューティライフに注目。【女優、モデル・野崎萌香】理想の体に近づくキッカケは?

LEARN 2020.10.10

長い梅雨を経て、猛暑に見舞われた今年の夏。夏の疲れがドッと出る季節の変わり目、そして先の見えないコロナ禍の今こそ、目指すべくは、免疫力が高く、健やかな体。今回は、アレルギー体質で、10代から自分の体に合う食べ物やケア方法を調べては実践し続けてきたという野崎萌香さん。自他共に認める〝美容オタク〞のビューティライフを教えてもらいました。

自分の体に興味を持てば、不調の対処法がわかります。

ワンピース6,990円(税込)(ZARA/ZARA JAPAN contact.jp@zara.com)右耳のイヤーカフ14,000円、リング8,000円(共にST,CAT info@st-cat.com)左耳のイヤーカフ12,000円(jouete 0120-10-6610)
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「以前1週間ファスティングをしたことがあり、そのあとから、自分の体への気づきが増えたんです。糖質を摂りすぎると肌の黄みが増すとか、これを食べると体調が悪くなる、肌に赤みが出るなど、自分の体をもっと知りたいと思うきっかけになりました。もともと肌が弱かったので、自分に合うアイテムを片っ端から探すうちにコスメにも自然と詳しくなったけれど、外に使うものよりも食べ物を見直さないと体は変わらないと実感しました」

体に合う食べ物を追求するうちにたどり着いたのは、手作りのもの。「甘酒やヨーグルトなどを手作りするのは手間がかかりますが、全然苦ではないです。それよりも、自分が知らない間に添加物などを口にしている方が怖いと思うから。ただ、たとえば体を冷やすといわれているグルテンを摂りすぎないようにしているんですが、完全に抜いてしまうとその食材そのものが体に合わなくなってしまいそうだから適度に食べるし、家ではマイルールがあっても、友達と外食をする時や撮影中のお弁当などは何でも食べます」

ストイックに制限するのではなく、好きだから続ける、がポリシー。「インナービューティで私が一番大切にしているのが、腸内環境を整え、必要な栄養素を腸からきちんと体に吸収させること。とくに朝は腸を整える時間で、発酵食品やサプリ、プロテインなどを摂ることでお通じを促進。水分もたっぷり摂るので暴飲暴食も防げます。それから、ただいいものを摂るだけではなく、体を循環させることも大事。腸のマッサージにも通っていますが、上半身と下半身をつなぐ~腸腰筋"を自分でも毎日揉みほぐすことで腸の動きが活発になるし、疲れを感じたりむくんだ時は腋の下のリンパを揉みほぐして老廃物を流す。自分の体に興味を持てば、不調を感じても対処法がわかってくるんです」理想は、女性らしくカーヴィーでしなやかな筋肉を携えた体。「ピラティスを続けながら、寝る前には開脚をしたままストレッチをしています。体のパーツを正しい位置にキープすることもまた、理想の体に近づくステップです」

Q.1 あなたのモーニングルーティンは?
A.1 手作りの甘酒とヨーグルト&ケイ素水を飲む。

野崎萌香さん

「毎朝手作りの甘酒に、オーツミルクとケフィアたね菌を発酵させて作ったヨーグルトを混ぜて飲んでいます。免疫強化や細胞再生を促すケイ素水も欠かしません」

Q.2 毎日欠かさないアイテムは?
A.2 ビタミンなど7〜8種類のサプリ。

野崎萌香さん

「左から、ヨーグルトを作るケフィアたね菌、プロテイン、飲む日焼け止め、ナイアシン、亜鉛、ビタミンC。足りないビタミンやミネラルなどを補って免疫力を上げます」

Q.3 口に入れること以外で実践している ビューティ習慣は?
A.3 腕の付け根のリンパマッサージ。

野崎萌香さん

「疲れを感じたら腕の付け根のくぼんだところをぎゅーっと少し強めに押したり、腋をつかんで揉みほぐしてリンパの流れを促します。老廃物が流れてすっきりしますよ」

Profile…野崎萌香(のざき・もえか)

1990年2月10日生まれ、東京都出身。ファッションモデル、女優として活躍。著書の美容本『肌が乾くクセを全部やめてみた。』(ワニブックス)が好評発売中。

(Hanako1189号掲載/photo:Kaori Ouchi styling:Wakiko Kondo hair&make:HitoshiNobusawa text:Aya Wakayama)

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