【SPECIALIST CLOSE-UP】 ヴァイオリニスト&デザイナー花井悠希さんに密着!「物心ついたときからパンが好き。」

LEARN 2020.07.31

仕事に趣味に積極的な女子たちが集まる本誌Hanakoの読者組織『ハナコラボ』。そんなハナコラボパートナーのパーソナルにスポットライトを当てたコーナー。普段は見えない素顔に迫ります。今回は『Hanako.tokyo』で「朝パン日誌」を好評連載中のヴァイオリニスト&デザイナーの花井さんにCLOSE UP!

ヴァイオリニスト&デザイナー・花井悠希さん

朝はほぼ毎日パンです。朝は手軽に食べられる方がいいので自然とパン派になった気がします。でも、毎日パン屋さんに行けるわけではないので、冷凍保存できるパンを買ってストックしています。ヴァイオリニストとして活動するようになってからは地方出張も増え、その土地でおいしいパン屋さんを見つける楽しさも広がりました。カフェやレストランと違って、サッと選んで買って帰ることができるのでハードスケジュールでも立ち寄れるのがいい。出張先で出会ったパンを翌朝自宅で頬張ると、そこで過ごした時間とつながっている気がして、なんかいいなって。

『Hanako.tokyo』で連載しているにもかかわらず、東京じゃないパン屋さんもたびたび登場するのはそういった理由からです(笑)。地方のパン屋さんの記事が増えていくと「これ、行ける人いるかな」と不安になることもありますが、誰かが旅先で「そういえばこの近くにおいしいパン屋さんがあったな」って思い出してくれるとうれしいなと。

情報収集癖があるので新店情報はマメに調べるタイプ。パンを選ぶときは直感ですね。ほかの店では食べられないような素材の組み合わせに惹かれます。今年は「1966カルテット」結成10周年なので、海外でライブをできたらという夢があり、それと合わせて「朝パン日誌〜海外出張編〜」なんてできたらいいなと思っているんです。

パンは第一印象で選ぶ。直感重視タイプです。

ヴァイオリニスト&デザイナー・花井悠希さん

六本木〈ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー ダイニング・カフェ〉はお気に入りの店の一つ。「『いぶりがっこのバトン』(右手前)は噛むほどに燻製の風味が広がる!」

高校時代から愛用中のヴィンセント・パノルモ。

ヴァイオリニスト&デザイナー・花井悠希さん

10年以上使っているヴァイオリン。「中低音がまろやかでふくよか。高音は丸みのある響きが特徴です」。ソロで演奏するときは中低音が印象的な楽曲を弾くことが多いそう。

演奏家の視点でファッションを提案。

ヴァイオリニスト&デザイナー・花井悠希さん

〈PANORMO〉のデザイナーとしても活動中。2020A/Wは音楽記号をモチーフにしたオリジナル生地を制作したそう。「フォーマルにもカジュアルにも着られる服を提案しています」

Profile…花井悠希(はない・ゆき)

3歳からヴァイオリンを始める。ソロのヴァイオリニスト、「1966カルテット」のメンバーとして活動。〈PANORMO〉のデザイナーとしても活動中。

(Hanako1183号掲載/photo:Hiromi Kurokawa text:Mariko Uramoto)

「朝パン日誌」を好評連載中!

花井悠希の「朝パン日誌」
花井悠希の「朝パン日誌」

パンラヴァーの花井さんが毎朝食べる愛しのパン達への想いを、まるでラブレターのようにつづる「朝パン日誌」。東京だけではなく全国のパン屋さんを巡って出会ったパンの数々をお届けします。
「朝パン日誌」連載ページはこちらから。

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