イタリアで親しまれいている保存食。 バジルの香りを長く楽しめる!「フレッシュバジルのオイル漬け」のレシピ
LEARN 2020.07.07
日本をはじめ、世界にはさまざまな食の知恵があります。そのひとつが“保存食”。今回はプロップスタイリスト・宮田桃子さんに、イタリアで親しまれいている保存食「フレッシュバジルのオイル漬け」のレシピを教えてもらいました。
ひとさじでイタリアが香る万能オイル【保存期間は2週間】
ピッツァにパスタにと、ハーブのなかでもイタリア人の食生活に欠かせないのがフレッシュなバジル。清々しい香りが気分をリフレッシュさせてくれるバジルは、オイル漬けにしておくとドレッシングや炒め物の調味料としても重宝。鷹の爪やにんにくを加えて、茹でたパスタに絡めれば即席ジェノベーゼソースに。ステーキのソースとしても本領を発揮!
■材料
バジル…5本(約50g)
にんにく…1片
鷹の爪…1本
オリーブオイル…適量
■作り方
1.バジルは茎と葉に分けて水洗いをし、クッキングペーパーで水気をよく取る。
【Point.1】バジルを茎と葉に分けるときは手でちぎるのが簡単。
2. 1を粗みじんにして瓶に詰める。
3.包丁でつぶしたにんにく、鷹の爪を瓶に入れる。
4.オリーブオイルを瓶いっぱいに注いで完成。
【Point.2】オリーブオイルはバジルがひたるくらいたっぷり入れる。オイルにさわやかな香りがうつり、日持ちもよくなる。
※保存期間はあくまでも目安です。夏場は冷蔵庫で保管してください。
Navigator…宮田桃子(みやた ・ ももこ)
プロップスタイリスト。調理師専門学校を卒業し、西洋料理店で働いた後、もともと興味があったスタイリストの道へ。現在は雑誌やWebで、おもにフードや雑貨などのスタイリングを手がける。
(Hanako1186号掲載/photo:Norio Kidera styling:Momoko Miyata text:Keiko Kodera)