“自分で選ぶ”ためのアイデアブック。 ”丁寧な暮らし”のヒントが見つかる必読4冊。衣食住から見つめていこう。
最近よく見かける「丁寧な暮らし」という言葉。実際にやろうとなると難しい。そこで今回はそんな丁寧な暮らしのヒントが見つかる本をご紹介します。
1.『ふたりからひとり ときをためる暮らし それから』
自分流に手間暇かけ丁寧に暮らし、65年を共にした夫婦も、老いて1人になった。夫亡き後の89歳の心豊かな記録。
「子供が生まれてから改めて大切にしたいと思う夫へのおもいやり。おふたりのいたわりあいにとても刺激を受けます。今は夫が週2でリモートワーク中なので、その2日間子供なしでランチする時間が、夫婦にとって大事な時間になっています」(イラストレーター・よしいちひろ)
2.『“シンプル”という贈りもの-アーミシュの暮らしから』
世俗から離れ、昔ながらの生活を守るアーミッシュの人々。その暮らしを25年にわたり追った著者の集大成。
「重ね着などに苦手意識があり、実はファッションには長年コンプレックスがありました。でもシンプルで、エレガントで、見ていると安心するようなアーミッシュの装いに出会い、これでいいんだと。ワンピのときは、そんな気分で着こなします」(インテリアスタイリスト・大谷優依)
3.『まぁまぁマガジン22号』
オーガニック、ホリスティックな知恵を紹介し続けている岐阜県美濃市の出版社の雑誌。2016年に詩とインタビューの雑誌として装いもリニューアル。
「アーユルヴェーダや冷えとり、マクロビ、オーガニックなど今では当たり前になった言葉ですが、大学生当時この雑誌で教わり、目から鱗でした。それから今でも〈タスヤード〉で無農薬野菜を買ったり、食べるものにはそれなりに気を使っています」(インテリアスタイリスト・大谷優依)
4.『TODAY’S MAKE-UP』
人気ヘアメイクアップアーティストによる、気分やその日のファッションに合わせてメイクを“自分で選ぶ”ためのアイデアブック。
「美容にまつわるコラムを担当させてもらうに至った自分のターニングポイントになった本です。草場さんが大切にされているその人自身の美しさをいかす最小限のメイクアップは、どんなトレンドが巡ってもずっと大切にしていきたい姿勢です」(イラストレーター・よしいちひろ)
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