日々の食卓を丁寧に。 この年末に揃えたい、新しい日用品。暮らしの質がアップする食器&キッチン雑貨6選
使用頻度が高い生活雑貨こそ、デザインや機能性に満足したものを使えば、暮らしの質がもっとアップするはず。この年末、新しい日用品をゲットしよう。
1.毎日使うからこそ手仕事を感じるマグカップを。
ポートランドを拠点に活動する女性の若手陶芸家、Dina Noに別注したオリジナル。全工程、彼女の手で制作され、ぽってりしたフォルム、素朴な色味や質感が温かみを感じさせる。鮮やかなブルーはDina Noを象徴する人気色。
2.ぬくもりと洗練が同居したグラスで味わいも上質に。
ガラス作家、鷲塚貴紀さんによる〈WASHIZUKA GLASS STUDIO〉の足付きグラス。吹きガラスの技法で丁寧に制作され、炎で焼成してほんのり黄色く仕上げた底面がアクセントに。厚すぎず薄すぎず、口当たりもなめらか。
3.どんなお茶にも寄り添う優美なティーポット。
陶芸家の李英才(リ・ヨンツェ)がディレクターを務めるドイツの〈マルガレーテンヘーエ工房〉の代表作。和洋が融合したような凛とした美しい佇まいは、緑茶、紅茶、ハーブティーなど、さまざまなお茶の時間にフィットする。
4.フレッシュなソフトチーズもきれいに切ってサーブできる。
岡山県瀬戸内で真鍮を使ったカトラリーやアクセサリーをハンドメイドする〈Lue〉のチーズナイフ。程よく重みがあり、硬質なブビンガ材を使った持ち手もしっくり手になじむ。真鍮は使うほど味わいが増す素材なので、経年変化も楽しめる。
5.職人技と素材が光る、五感で楽しむバターケース。
樹齢約150年以上の天然杉を使った曲げわっぱの丸型バターケース。杉は寒冷の環境に強く、バターを適度にやわらかく保つ効果も。木目の美しさ、素材感、香りを楽しみながら使いたい。付属のナイフも使いやすいと評判。
6.食卓をセンス良く演出するデンマークデザイン。
1940年代のテーブルウェアを復刻した〈カイ・ボイスン デンマーク〉の「MENAGERI」シリーズ。天然オーク材の温かみと曲線のフォルムが特徴的。ミルの刃はセラミック製で挽き心地もいい。
(Hanako1179号掲載/photo : Naoki Seo text : Asami Kumasaka text & edit : Seika Yajima)